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待ち受ける少子高齢化と財政危機。新成人たちに掛けるべき言葉は何か?【ほぼ雑談】

日々のこと

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

本日は全国各地で成人式が行われ、私の地元北区でも約3,000人の方々が新成人となりました。

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今年はやや会場内が騒がしく、女性の北区議会議長が登壇したタイミングで

「おっ○○ーーーー!!」

というヤジが飛んだ際には会場が一時騒然となりましたが(苦笑)、暴れだすような参加者はおらず、概ね賑やかで素敵な成人式になったと思います。

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北区では20年前の重大ニュースが掲示されるのが通例ですが、野茂英雄投手がメジャーリーグでノーヒットノーランをやったり、消費税が5パーセントになったのがこの時だったんですね。

消費税って、そんなに前から5パーセントだったのか…!そして、それからほぼずっと経済成長が低迷していることを考えると、いよいよ「失われた20年」から「失われた30年」も近いなという気がします。

こうした中で、我々が新成人にかけるべき言葉とは、一体どんなものでしょうか。

残念ながら私はまだ、成人式で登壇・祝辞を述べる機会はありませんが、もしその機会があるとすれば「謝罪」から入るのではないかとボンヤリと考えていました。

「これからのニッポンは労働力が減り、お年寄りは増え、今の社会保障の仕組みは崩壊します。財政危機は待ったなしで、それを迎え打つことになるのがあなた達の世代です。そして、それをつくってきたのがこれまでの大人たちです。だから…ごめんなさい」

なんだかその方が、「新成人としての自覚を持って…」「社会を担う一員として…」「若さを武器に大きな夢を描き…」なんて責任や希望を押し付けるよりも、我々が伝えるべきメッセージな気がするのです。

その上で、こんなになってしまった社会だけど、諦めなければ必ず良くすることができる。これからはともに社会を創り上げていく仲間として、この社会を良くするために力を貸して欲しい…。

うーん、下手に出すぎかしら?

まあいずれにせよ、自分自身が二十歳の時を振り返っても、そこまで深い社会に対する考察なんて持ち合わせていなかったものです。人がいつ大人になるかというのは、けだし永遠の難題であります。

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(毎年載っけてるけど、二十歳のときのわたし。)

ともあれ新成人の皆さま、本当におめでとうございます。大人になると楽しいことも辛いことも増えるけれど、一緒にニッポン丸での荒波航海を楽しんでいきましょう^^

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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