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「娯楽を知らない人間に、ブランド・ビジネスはできないわよ」という一言に救われた若手社員時代【雑談】

日々のこと

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

今日は水曜日と金曜日に予定されている決算特別委員会の質問調整(水道局・下水道局)をみっちり夕方まで行なった後、夜は参加見込みが4000人超というマンモス塾になった小池百合子政経塾の事務運営作業。

当初見込みの4倍以上という事態に作業量は途方もなく、タクシーにて先ほど(AM2時)帰宅した次第です…。

そんなライフワークバランスが崩壊している人間が言及するのもアレですが、大手広告代理店で若手社員が過労自殺したことにより、残業抑制策が話題になっています。

午後10時に全館消灯 過労自殺受け残業抑制策
http://mainichi.jp/articles/20161025/k00/00m/040/112000c

都庁も先日、午後8時に消灯されることがニュースになりました。

そこでふと思い出したのが、若手会社員時代。私はブランドバッグや化粧品、シャンパンなどの高級酒を取り扱う会社に務めていたのですが、当時の社長(フランス人女性)にこんなことを言われました。

「早く帰って映画をみたり、買い物をしたり、そして美味しいお酒を飲んで食事を楽しみなさい。娯楽を知らない人間に、ブランド・ビジネスができるわけがないでしょう?

この一言は効きました。単に「休むのも仕事のうち!」というのではなくて、消費者が楽しむ気持ちもわからずに、うちの商材が売れるわけないだろコノヤロウ!というわけですね。

フランス企業ということもあるのでしょうが、こうしたポリシーを元に社員はみなアフター6を満喫していた人が多かったですし、職場の風通しも良かったと思います。まあ時期によっては、なかなか早く帰れないこともありましたが…

そしてもちろんこれはブランドビジネスに限らず、あらゆる職種で当てはまることだと思います。広告ビジネスだって、家でゆっくりテレビバラエティやコマーシャルを見て、世間の流れを身体で感じることも必要でしょう。

「プライベートがない人間に、うちの仕事ができるわけがない」

そういう感性を持っている人が周囲に一人でもいれば、今回過労自殺した方もそこまで追い詰められることがなかったのかもなあ…と。

24時間365日働かないと後ろ指を全力で刺される政治家ですが、一般感覚を失わないためにはプライベートや休日も重要なはず?!

山場を乗り切ったら、ライフワークバランスを正常化できるように尽力したい次第です…。

そんな私は明日も8時台からTBS「ビビット」に出演予定のため、簡潔ながら本日はこんなところで。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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