こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
快晴の本日は、10回目の記念大会となる東京マラソンの開催日。
両角議員を始めとする同僚の都議会議員たちと共に、
盛大なオープニングセレモニーに参加させていただきました。
歴代最多の37,000人が駆け抜けていく姿は圧巻!
実は私、第二回の東京マラソン2008に出場してまして、
●前日の深夜までガンダムのプラモデルを作り続ける
●本番当日、時計を忘れるという致命的なミスでタクシーで取りに帰る
●早稲田祭のはっぴにカンフーパンツという空気抵抗満載すぎる格好をチョイス
●ゴールまでにガンプラを完成させるという、謎の使命を帯びながら完走
という若気の至り過ぎる挑戦をしておりました。
それでネットタイム4時間5分だった当時の私は凄いと思う。
ご興味のある方はコチラにその時の記事が↓
42.195 ~東京マラソン2008始末~
http://otokita.seesaa.net/article/84701922.html
当時はTwitterなんてものはなかったので、
mixi日記で実況しながら走ってたんだよな…懐かしい。。
トライアスリートの端くれとしてサブフォーを出したいので、
いつか必ず(真面目に)再チャレンジしたいと思っています。
■
さて、このなかなか出場できない高倍率の東京マラソンには、
「やはり『議員枠』があるのではないか」
「議員の口利きで、毎年出場している人がいる」
という噂が絶えません。
確かに運営団体である東京マラソン財団は東京都が多額を出資する
外郭団体ですから、東京都やその議会は暗に陽に影響力を持っています。
一時期よりは確実に減少しているとはいえ、
甘利さん政治家・議員による「口利き」がまだまだ存在しているこの世の中。
果たして東京マラソンはどうなのか?!まずは論より証拠をお見せしましょう。
ででーん。
私、議員になってからも欠かさずエントリーしておりますが、
毎年順当に落選中です。噂が気になって、都の担当局に確認したこともあります。
…問い合わせる時点でなんか、いかにも自分が出たいみたいな感じで
嫌だったんですが、そのときのやり取りはこんな具合↓
「あのー、決して自分が出たいとかそういうわけではないんですが、
東京マラソンに都議会議員の紹介枠とかってあるんですか?」
「いえ、それは一切ありません(キッパリ)」
「本当に?○○党の大物議員が頼んでも同じ?」
「多くの先生からお問い合わせをいただきますが(苦笑)、こればかりはありません!」
ということなので皆さん、安心してください。
東京マラソンに口利き不正出場はありませんよーー!
…とはいえ、一口に都議会議員といっても、
上記のやり取りで確認しているように所属によって対応が異なったりもするので、
こればかりは永久に真実は闇の中とも言えるのですが。。
■
何はともあれ、こうした「口利き枠」の噂が絶えないのは、
やはりその高倍率と完全ランダム抽選形式に原因があります。
10回連続で外れている人も多くいる一方で、
なぜか毎年のように抽選枠で当選している方もいるそうです。
2年連続くらいで当たることくらいは、確率的にありそうですが。。
このような、
「何回も出る人がいる一方で、一度も出られない人がいる」
という状況を極力緩和するために、
同じく人気のある神戸マラソンなどでは
「初出場枠」
というのを一定数(2000名分)別に設けて、
初出場の方がなるべく出られやすいように補正を行っています。
神戸マラソン以上の高倍率の東京マラソンには、こうした措置が一切ありません。
これは私も以前に担当部署に申し入れを行った点で、
先日の都議会一般質問でもこのシステム導入を訴える質疑がありました。
何をもって公平とするかは難しいところですが、
私もあの感動を味わった人間として、一人でも多くの新しい方に
機会が与えられるべきではないかと感じています。
引き続き私としても政策提言をしていくとともに、
またしつこく正面から抽選を突破するために応募を続ける次第です^^
東京マラソンに参加をした皆様、
運営者・ボランティアスタッフの方々、
本当にお疲れ様でした!
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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Tags: 東京マラソン