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地盤を受け継ぐ?秘書からのし上がる?「政治塾」から政治家になるルートもあります

日々のこと

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
本日は塾の宣伝も兼ねた記事をば。

「政治家になる」というと主なルートとして、

1.親族(特に親)の地盤を受け継ぐ
2.秘書などを経験して、そこから議員になる
3.政党が行っている公募に申し込んで選挙に出る

などがあります。
手堅いのは1番か2番ですが、世襲できる人はもちろん限られていますし、
秘書を経験することも「慣習に染まってしまう」という点で良し悪しがあります。

とはいえ、3番のように突然公募というのもハードルが高いし、
右も左もわからないまま政治の世界にぶっこむのもどうかな…
と感じる方のために、「政治塾」というものがこの世の中には存在します。

代表的なものは言わずと知れた「松下政経塾」ですね。
本来的には政治家の養成に特化した塾ではありませんが、
この塾の出身者が数多く議員になっていることはご承知の通りです。

他にも各政党が主催している「自民党政経塾」「維新塾」や、
政治家個人が開いている「小沢一郎政経塾」などがあります。

何を隠そう私も、この「政治塾ルート」で議員になったクチでして、
2011年に1年間、今はなき(悲)みんなの党の政治塾に通っておりました。

政治塾で学べる・得られることは、単に政治・政策の知識だけではありません。

何よりまず、人脈です。
同じ政治家志望、あるいは何らかの社会変革志望者の集まりですから、
シンパシーを感じる部分も多く、そのコネクションは後々まで生きてきます。

私自身、所属政党が消滅してしまった後も、
政治塾の同期や先輩後輩たちとは定期的に情報交換や活動を共にしています。

そして政治家志望者であれば、
現職議員・政党職員にホットラインができることも重要です。

個人的な意見ですが、地盤・看板・鞄がない状態から政治家になろうとして、
「公募」での出馬を目指すのはあまりにもリスクが高い選択だと思います。
面接・論文の一発勝負で、スタートラインにすら立てない可能性が高いからです。

政党が主催する政治塾は、政党側からすれば候補者発掘の一貫でもあるので、
生徒たちのことをよく観察しています。

「Aさんは、自主的に勉強会なども主催するリーダータイプだな」
「Bさんは、チラシ配りや党のイベントにも頻繁に参加をしていて熱心だ」
「Cさんは、◯◯議員の事務所によく出入りしていて、彼のお気に入りらしい」

そんな情報が飛び交うわけですね。
簡単にいえば、政治塾に入った時点ですでに公募・選別はスタートしており、
政治塾に入っていた方が有利なポジションを得られる確立が高いわけです。

塾にはいって半年もして、政党主催のイベントや議員事務所に積極的に出入りすると、
公募において影響力が強い国会議員が誰なのかもおぼろげに見えてきます。
いやらしい言い方ですが、そうしたところにいかに「売り込む」か。

政治家というのは、公募や選挙のはるか以前に、
目指したその時点ですでに勝負が始まっているのです。

というわけで、何もないところから政治家を目指すのであれば、
私は政党主催の政治塾に申し込むことを強くオススメ致します。
そして華麗に宣伝につながっていくわけですが(笑)、

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【募集】『元気塾』開講へ!前代未聞の学生半額・20代も大幅割引!
https://nippongenkikai.jp/curation/3018/

日本を元気にする会でもこの度、政治塾の一期生を募集する運びとなりました!
9月スタートの全3回、短めですが忙しい社会人にピッタリです。
さらに学生は半額、20代は1万円割引!

政党主催の塾というと、

「我が党以外から、将来にわたっても選挙に出馬しないこと」

なんていう誓約書を書かされたりもするのですが、
元気会は一切そういうことはありませんので、少しでも興味があれば
お気軽にお申込み下さいませ^^

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私も講師として、どこかで登壇するかも?
いずれにせよ、懇親会や当日の会場にはたぶん毎回いますので、
皆さまにお会いできることを楽しみにしております!

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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