日曜日の夜なので恒例の(?)取り留めもない雑談のコーナーです。
昨晩はお馴染みの上田令子都議と、
実際に里親をされていて児童養護の分野で
とても熱心に活動されている方々と杯を交わす機会がありました。
私も僭越ながらこの分野は自分のライフワークとして
昨年の後半から重点的に取り組みをさせていただいておりまして、
政治家の中では相当に熱意と知識を持っている方だと自負しておりますが、
里親・児童養護・社会的養護に関する過去記事はコチラ↓
http://otokitashun.com/tag/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%9A%84%E9%A4%8A%E8%AD%B7/
この分野に興味をお持ちの方は、ぜひこちらの書籍も!
なんというか、当然のことながら皆さんの当事者性や
この分野にかける熱意はすごいものがあって、圧倒されるばかりでした…。
やっぱり、「社会を変える!」という意思を持って活動している人って、
強烈なまでのバックグラウンドを持ってる方々が多いんですよね。当たり前ですけど。
具体的に誰というわけではありませんが、
家がとても貧乏で苦労していたりとか。
親を早くに失くして特別な環境で育ってきたとか。
翻って自分を見てみると、
「どうして児童養護の分野に熱心なんですか?」と聞かれても、
「教育経済学的に、この分野を改善することが一番合理的なので…」
とか答えてて、めっちゃドライ。
皆さんがストーリーを語っている中で、我ながらドン引きですよ。。
「なんで政治家になろうと思ったんですか?」
という質問に対してもそうですが、
皆さんきっと田中角栄みたいな、強烈なストーリーを期待してると思うんですよね。
でも自分なんか半分くらい、「女の子にモテたかったから」とかそんな不純な動機ですし…
参考:過去にコラムで書いた政治家になった理由↓
http://otokitashun.com/blog/column/3866/
曲がりなりにも人生31年間生きてきて、いろんな人の体験談を聞くにつけ、
自分がいかに恵まれた人生を送ってきたのかを痛感する日々です。
だからこそ、その恩返しを社会にしたい気持ちが人一倍強いのかもしれませんが。。
就職活動のときも「挫折から立ち直ったこと」とか聞かれまくって、
正直すごい答えをひねり出すのに苦労してたなあ(別に挫折が皆無とは思ってませんが)。
ま、そのうち嫌でも「落選」という挫折は人生のどこかですると思いますけど(苦笑)。
こうした自分のバックグラウンドが果たしてプラスになるのか、マイナスになるのか、
そんなことを考えながら日曜日の夜はふけていくのであります。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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