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幻のスマートフォンアプリ「おときたバブル」の思い出を語ってみる【ほぼ雑談】

日々のこと

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元気にする会:法案採決にスマホアプリで党員投票 – 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20150206k0000m010072000c.html

>所属議員は法案採決時に、投票結果での賛否と同じ割合で賛成・反対に回る。
>松田氏は党員の声を直接反映させる理由について「国民のための第三極として生まれた」と強調した。

「直接民主型」政治システムを国政史上初めて取り入れる元気会ですが、
松田公太代表の記者会見内容が記事になっています。

「スマホアプリ」というと、若干語弊があるのですが…(汗)。
ネット上から会員であれば誰もが議論に参加でき、投票して、
それを実際に国会議員が投票行動に移すというシステムを着々と構築しています。

もちろん、ただ掲示板を置いて議論をさせて、
投票ボタンを押させるだけで機能するとは考えていません。

海外の「VoteIT」などの事例も参考にしながら、
健全で活発な議論が行われつつ、偏らない投票が行われるような
公正中立で画期的なシステムを創り上げるべく、関係各所と毎日のように意見を交わしています。

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(若手エンジニアのエースたちとの活発なブレストの様子)
(決して遊んでいるわけではありません、念のため)

そういえばスマホアプリで思い出したんですが、
実は私、自分の選挙前にアプリを作ろうとしていたことがありました。

2013年の都議選。
知名度もお金もない単なる弱小候補者だった私は、下馬評で言えば落選確実です。
名前を売るため、覚えてもらうため、ありとあらゆる『奇策』が検討されました。

その中の一つとして挙げられたのが、アプリ開発
ちょうど当時はスマホアプリが全盛期で、App Storeも今より賑わっていたように思います。

若者の間で話題になるようなアプリを自ら作って、(知名度の)一攫千金を狙おうっ!
そこで選挙対策会議のあるチーム員から出された企画書は…

「おときたバブル」

なるゲームアプリ。
基本は上からモノが降ってきて、特定の並べ方をすると消えるという、
テトリスやぷよぷよのようないわゆる「落ちゲー」です。

非常にシンプルなのですが、
何がウリかというと

「お」「と」「き」「た」

の4種類の泡のような物体が落ちてきて、それを順番通りに並べると消滅するという、
候補者自らが泡沫であることをアピールする斬新を通り越して凄惨な点です。

「これはバズるっ!」
「しかも『おときた』の名前が忘れられなくなるっ!」
※バズる=話題になる

という確信めいたものはあったものの、
例えこのアプリが多少有名になったところで、イロモノ扱いされては意味がありません。

「やりすぎじゃね?」

という冷静なメンバーの一言で我に返った我々は、
軽く30万円以上する制作予算もあってほどなくして断念。

「おときたバブル」の存在は、文字通り泡と消えましたとさ…。

というわけで、今年4月に統一地方選挙みなさま、

「知名度に不安がある」

という方はこちらのアイディアを差し上げますので、
スマートフォンアプリ「〇〇バブル」を開発されてはいかがでしょうか^^

良い週末をお過ごしください。
それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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