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「抗議」と「パフォーマンス」の間で——解任決議案という名の時間消費

日々のこと

昨日(3月13日)、中道改革連合、参政党、チームみらい、共産党の野党4党が共同提出した坂本哲志予算委員長(自民党)の解任決議案 Yahoo!ニュースをきっかけに、深夜国会が確定しました。

委員会運営への異論を表明すること自体は正当な議会活動です。

坂本委員長が職権で採決日程を一方的に決めた Japanese Communist Partyことへの抗議の意思は、一定程度理解できます。

しかし——解任決議案という手段は適切だったでしょうか。

決議案は自民・維新両党などの反対多数で否決された Yahoo!ニュース。これは誰もが最初から予想できた結末です。

「通らない」とわかった決議案の処理に本会議の時間を費やすことは、「与党の横暴に毅然と抵抗した」という絵を作るためのパフォーマンスに過ぎません。

審議時間が足りないと訴えながら、否決確実な決議案でさらに時間を使うのは自己矛盾でもあります。

維新がこの決議案に反対票を投じたのも、そうした「お作法としての抵抗」に加担しない姿勢の表れです。

異論を唱えることと、議会プロセスを空転させることはまったく別の話。「反対する姿を見せた」だけでは政治は変わりません。

野党の役割は「抵抗すること」ではなく「よりよい政策を実現すること」——その原点が、今問われているはずです。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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