次の世代に希望をつくる

社保改革のときこそ、もう一度、身を切る改革が輝くとき?

日々のこと

そんなわけはない。

本気で行財政改革を進めるなら、補助金や助成金、既得権にメスを入れざるを得ない。そこには必ず、これまで恩恵を受けてきた方々への“痛み”や“我慢”のお願いが伴います。

そのとき、改革を主導する政治家自身が一切の負担を負わず、「あなた方だけ我慢してください」と言っても、役所も有権者も本気では受け止めません。改革は前に進まない。

だからこそ政治家が率先垂範する。自らも身を削り、痛みを分かち合う姿勢を示す。それが「身を切る改革」です。

これは単なる精神論ではありません。目先の財源をひねり出すためのパフォーマンスでもありません。

大きな構造改革を進めるための“信頼をつくるプロセス”であり、社会的合意を形成するための土台です。

確かに、かつて深刻な財政危機に直面していた大阪と比べれば、他の地域では切迫感が共有されにくいかもしれません。

しかし、これから避けて通れない社会保障制度改革の局面で、例えば窓口負担の見直し(一律3割負担)などをお願いせざるを得ない場面が来たとき、政治家が自ら身を切ってきたかどうかは、必ず問われます。

そのとき、「自分たちも痛みを引き受けてきた」という事実は、決して無意味ではありません。

むしろ、本格的な改革を実行できるかどうかを左右する、極めて実務的な条件なのです。

※賛否があることは理解してますし、特に国政以外では地域事情で色々と議論の余地があるとは思います。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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