次の世代に希望をつくる

立憲×公明の新党構想。ネオ新進党は「足し算」になるのか

日々のこと

立憲民主党と公明党が「新党結成も視野」に選挙協力を強化する方向で調整に入った、という報道が出てきました。

これはさすがに驚きました。ガチか…!

高市首相が早期解散に意欲とされる中で、立憲としては野党がバラバラでは政権批判票が分散してしまい、議席を増やしづらいという判断があるのでしょう。

報道では「最低でも統一名簿、最高で新党」といった声もあり、比例の候補者を同じ名簿に載せる“統一名簿方式”を最低でも行うことが俎上に載っているとのことです。

もし実現すれば、まさに「新進党の夢よ再び」で、ネオ新進党スキームのようにも見えます。

ただ私は、これは単純な足し算にならない可能性が高いと思っています。

というのも立憲の支持基盤の一部には立正佼成会など宗教団体とのつながりがあると言われ、創価学会を支持母体とする公明党との距離感は、政策以前に相当難しい部分があるからです。

ここを無理に接合すると、立憲側の支援団体が反発したり、公明党支持層にも立憲へのアレルギーが残ったりして、結果として票が逃げる“割り算”になりかねません。

党の上層部が握手するのは簡単ですが、政治は最後に現場が動くかどうかです。

「とりあえず統一名簿」「とりあえず新党」という選挙技術だけが先行してしまうと、有権者の側は一気に冷める。

選挙後に何を実現するのか、どんな国家像を目指すのか。その説明がないまま“反与党”でくっつくなら、まとまった瞬間がピークになり、崩れるのも早いでしょう。

さて、この構想は本当に前に進むのか。そしてそれは「足し算」になるのか、割り算になるのか。注目したいと思います。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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