次の世代に希望をつくる

「副首都」を綱領に刻む覚悟。維新は本気だが、退路もなくなるか

日々のこと

地域政党・大阪維新の会が、ついに党の綱領に「副首都」を明記することを決定しました。

これは単なる文言修正ではありません。綱領とは政党における憲法であり、設立以来初の改定という事実が、その重みを物語っています。

代表を務める吉村洋文さんの「大阪を副首都にする」という不退転の決意が、ここに明確に示されたと言ってよいでしょう。

ただ、率直に言えば、これはもろ刃の剣でもあります。

副首都構想は、スローガンでは成立しません。鍵を握るのは、国会において「大阪を前提とした副首都法」を本当に成立させられるかどうかです。

現在、日本維新の会は自民党と連立を組み、通常国会での法案成立を目指しています。しかし、もしここで

・副首都の定義が曖昧なまま終わる
・地域分散という総論だけで、大阪の位置づけがぼかされる
・結果として“骨抜き”の法案になる

こうした事態になれば、綱領にまで明記した大阪維新の会としては到底飲めない。

その時、連立はどうなるのか。

むしろこの副首都法こそが、連立の試金石であり、場合によっては崩壊の引き金にもなり得るのではないでしょうか。

ただ逆に言えば、ここを突破できれば大阪は名実ともに「第二の中枢」として、日本の統治構造を変える大きな一歩を踏み出すことになります。

綱領改定は、挙党一致のための内部向けメッセージであると同時に、国政に対する明確な挑戦状でもある。

果たしてこれは歴史的前進になるのか、それとも政治的賭けに終わるのか。

2026年はまさに、維新の真価が問われる局面に入ったと感じています。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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