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社保逃れスキームと東京維新についてのコメント

日々のこと

私が「社保逃れ」のスキームを知っていた、あるいは関与していたかのような情報は事実無根です。現職時はそのような手法はまったく知らず、行おうとする理由すらありませんでした。

また東京維新の会について、ごく一部の情報を切り取り、社保逃れに組織的な関与があったことを類推させるような不正確な情報が流布されているようです。

私はすでに東京維新の会のメンバーではありませんが、ご指名で名前を出されているので私自身に関わる範囲で以下説明します。

確かに落選後の敗戦処理のために私がまだLINEグループに所属していた7月下旬、一人のメンバーが

「社保負担を減らす合法的なスキームがあることを知った。知りたい方がいたら個別に情報共有するので連絡を」

という趣旨の投稿をしたことがあったと記憶しています。ただしその投稿では具体的な手法は示されていなかったと思うので、今回問題になっている社団法人のようなスキームが想定されていたのかは不明です。

ただ、いずれにしてもそれに対して、現職の古畑まさのり区議が「あえて社保の負担を逃れようとするスキームにはむしろ問題があるのではないか」と党内で積極的に問題提起し、今年8月の時点で質問主意書案を提示して批判的に議論をされていました(下記のリンク先を参照)。

※実際に8月の時点で議論されていた文面
https://x.com/furuhata_sjk/status/1999265810276315600?s=46&t=92tLaErJoG2uaRIX5ERRew

なので少なくとも、東京維新の会が組織的に「社保逃れ」をしていたり、積極的に容認していた事実はないものと考えています。

一方で私自身の反省点としては、その時には理事を数百人も抱えるような社団法人が、公職を大々的に巻き込んで組織的に活動しているという可能性にまでは思い至りませんでした。

その際に古畑区議の問題提起をもっと深刻なものと受け止めて共に大きく声をあげていれば、今日の騒動が起こる前に事態に先回りして気づくことができたかもしれません。

その点につきましては、社会保険料をメインイシューに活動する政治家としての感度が不足していたと申し訳なく思っています。

■追加コメントは以下の通り

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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