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立憲は自爆、参政党はぶった斬られ…高市早苗総理が完勝した「党首討論」

日々のこと

本日行われた、高市早苗総理として初めての党首討論。

想定された展開とはいえ、やはりと言うべきか——野党は全体として攻め手を欠き、高市総理の歯切れ良さばかりが際立つ結果となりました。

■ 立憲民主党は今回も「台湾有事」で空回り

立憲民主党は今日も“持ちネタ”として台湾有事を深掘りしようとしましたが、切り口に工夫がなく自己擁護に走り、むしろ自爆気味。

安全保障の議論は本来、重厚かつ国益を見据えた視座が必要ですが、どうしても「政権批判ありき」の問いになってしまうため、討論としての深まりも欠けます。

最後は高市総理が「そんなことより議員定数削減をやりましょうよ!」
と鮮やかに論点転換。これぞ党首討論ならではの切り返し。

一本取られた感は否めません。

■ 国民民主党は着実に“持ち場を押さえる”

国民民主党は理路整然で手堅い路線。給与所得控除の拡大について、政府から前向きな言質を引き出しました。

もちろん実際にどこまで踏み込むかは、今後の与野党の駆け引き次第ですが、丁寧にポイントを押さえる姿勢は評価できます。

■ 公明党は「非核三原則」で存在感アピール

公明党は非核三原則についての自己PR色が強め。政権に長らく与党として参加している政党が、党首討論の場で野党として登場することにまだ違和感はありますが、それでも外交・安全保障分野での独自性を見せようという意図は感じられました。

■ 参政党は時間の壁に阻まれる

参政党の持ち時間は3分。限られた時間で成果を上げるのは相当に難しいとはいえ、2問目の「日本が貧しくなった理由は?」というフワっとしたオープンクエスチョンはやや勿体なかった印象です。

具体的な政策提案をぶつければ、より存在感を示せたはず。最後は時間切れで発言が途中で切られてしまい、悔しい展開となりました。

■ 総括:高市総理の“完勝”で終わる

総じて見れば、今回の党首討論は高市総理が終始主導権を握り、野党に付け入る隙をほとんど与えませんでした。

回答もなかなかスパッと歯切れよく、議論の要所で逆に切り返して見せたことで、総理としての存在感がさらに強まった印象です。

高市人気は当面、続きそうです。野党側がどう巻き返しを図るか、次回以降の討論にも注目したいです。

(動画でも解説しました)

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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