(途中で高橋Pからも連絡があったので)アーカイブでざっと視聴。中谷さんは敬意と礼節をもって最後まで対応されていました。
敬意もなく、相手を狩りとることだけを考えている人と建設的で双方向な議論は難しいですよね。私は中谷さんが立派だったと思います。お疲れさまでした。 https://t.co/e9sJZGkJxb
— おときた駿 / 元参議院議員の社保下げニキ (@otokita) October 6, 2025
選挙後に色々と考えましたし、一度は「検討する」と申し上げましたが、私はあの方とは共演しません(維新でもおそらく誰も受けないのではないでしょうか)。
昨晩の「リハック」を見ていて、その理由をちょっと言語化できた気がするので、メモ代わりに残しておきます。
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政治家にとって「議論」とは、立場の違う相手とでも建設的に意見を交わし、少しでも前に進むための行為です。
だからこそ、私たちはどんな相手に対しても、礼節と敬意を忘れないように努めます。
しかし、あの方の「議論」はまったく別物です。
目的は相手を打ち負かし、屈服させ、「論破」すること。その瞬間的な勝敗を重視し、何かを生み出すことにはほとんど興味がない。
それでは、どんなに言葉を尽くしても噛み合うはずがありません。
スポーツ(剣道)で言えば、こちらは切磋琢磨するために防具を着けて「お手合わせ」をしようとしている。でも相手は真剣を抜いて斬りかかってくる。
そりゃ強いですよね。心構えや前提が違うんだもの。
そんな状況で怪我をしない方法は、距離を取ることしかありません。
もし本気で斬り合う覚悟を決めれば、言論の上でも対抗できるかもしれません。でも、そんなことをやっても建設的な意味はない(と少なくとも私は思う)。
ましてやメディアの場で見せることに、エンタメ以上の価値はありません。
エンタメとしては面白いから、メディアはやりたいんだと思いますが、殴られて怪我する方はたまったもんじゃないですよね。
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あの方が様々な経緯をへて「対決より解決」を志す政党に移られ、当選し、議論へのスタンスも少しは変わるのかと思いました。
しかし、どうやら何も変わっていないようです。
ですので、今後も討論番組などでご一緒することはないでしょう。
私は民間人&在野の政治家として、敬意と礼節を大切にした議論を続けていきます。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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