まさに「驚天動地」という言葉がふさわしい自民党総裁選でした。
一回目投票で小泉進次郎さんが議員票80票しか取れず、下馬評より10票以上後退。この時点で「高市さんあるな」と私は感じたのですが、このときやり取りしていた多くの人はそれでも小泉総裁だと思っていました。
結果、決選投票でなんと議員票においても高市早苗さんが逆転。党員票含めて完全勝利で自民党総裁へ。
誰も、とまでは言わないものの、9割以上の方が予想できなかった結果でしょう。私も小泉進次郎さんが今回ばかりは盤石だとずっと思っていました。
要因としては党員票のぶっちぎりの獲得に加えて、すでに複数の指摘がなされているように「キングメーカー」麻生太郎氏が票を動かした要素が大きいのでしょう。
本当に選挙というのは、何が起こるかわかりませんね。。
いずれにしてもまさかの「サプライズ」で、意外性に人の心は動かされるもの。女性初の総理が誕生見込みで、自民党の支持率は急回復すると思われます。
「どうせ短期政権の場繋ぎで、良きところで交代でしょ」
という下馬評を覆すためにも、勝ち気の高市早苗総裁が年内に解散総選挙に打って出る可能性も十分にあると感じています。
小泉進次郎さんだったら前向きに進むと思われていた維新との連立話しは一旦白紙へ。唯一、藤田文武共同代表との対談に応じなかった高市早苗さんであるあたり、維新との距離感を如実に示しています。
逆に国民民主党は麻生太郎さんを通じて高市早苗候補に接近できるので、連立や協力体制を大きく見直されるのではないでしょうか。
明日からと言わず今日から目が離せなくなった日本政界。
驚きと期待を胸に、私も何があっても良いように心構えと準備を行いたいと思います。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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