次の世代に希望をつくる

選挙の常識からは考えられないけれど、「負担」も合わせてお願いする毎日

日々のこと

雨の中、話しかけてくれた60代くらいの男性と。

👨「社会保険料を下げるのは賛成だけど、これ、財源はどうなるの?」
音「歳出削減ですね。あと一部では負担増も正直、お願いすることになると思います」

👨「え、負担?!」
音「はい。これまで保険適用で買えていた湿布薬をご自分で買っていただいたり、高齢者の窓口負担を3割に適正化すれば、その方の負担は増えます。」

音「でもそういうことなしに、ただ負担が減ります、手取りが増えます!というのは嘘だと思うので、私は正直にそれをお伝えしています。」

👨「いや、びっくりした。でも良い話を聞けました。ありがとう。応援するので最後まで頑張ってください」

王子駅前の街頭演説では、車の真下から大声で意見を下さった70代くらいの男性とやり取り。

👴「高齢者に負担を押し付けるなー!!」
音「ごめんなさい、いま、確かに負担をお願いする話をしています。でも、現状の制度を継続するとしたら、誰がその負担を背負い続けることになるのでしょうか?」

👴「…我々はこれまで頑張って働いてきたんだよ!」
音「そうですよね、本当にありがとうございます。感謝してますし、できれば低負担の制度は残したい。でも、いまは若い世代の数が少なくて、昔とは比べ物にならないほどの社会保険料を払っているんです」

「高齢者の方はすごく頑張っていただいたし、いまの若い世代もものすごく頑張っている。でも社会状況は激変していて、今の現役世代は一人ひとりの負担があまりにも大きい。」

「その負担を下げるために、高齢者の先輩方にも少しだけ、ご負担をいただけませんかと正直にお願いしています。そのうえで私は、選挙という審判を受けようと思っているんです。」

👴「……」

納得されたかどうかはわかりませんが、その後は最後まで演説を聞いていただくことができました。

動画の発信などで至らぬ点があり、街頭でも厳しいご意見をいただく日々。自らの未熟さを痛感しながら、社会保険料の問題と実態を伝えるために、試行錯誤を続ける選挙戦の毎日です。

できる限りに真摯に、正直に、問題と正面から向き合いながら残りの日々を過ごしたいと思います。

引き続きのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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