次の世代に希望をつくる

「外国人批判」の次に不満の矛先が向かうのは…「世代間対立」かもしれない

日々のこと

いま、日本社会には「外国人」やその対応への強い不満と批判が渦巻いています。直近の選挙結果を見てもそれは明らかです。

確かに、これまでの政府の移民・外国人政策はお粗末そのものでした。

社会保障分野では、保険料や医療費の未払いが常態化し、違法外国人への対策も後手に回っています。

重要土地取引やスパイ行為への監視体制も甘く、こうした問題に早急に対応することは不可欠です。

しかし、私はあえて「その次」も同時に問いたいのです。

仮に、外国人問題に一定の対策が講じられたとして。それだけで今の日本に渦巻く諸課題のすべてが解決されることは、残念ながらありません。

そのとき、国民の怒りや不満はどこに向かうのか?

多くの人が心の奥底で抱えているもの。それは「負担感」と「不公平感」です。

いまの日本では努力しても豊かになれない、未来が見えない。社会保険料や税金は上がり続け、現役世代は重い負担を強いられている。

「なんでこんなに搾り取られるんだ」

そう感じている人は少なくありません。それはなんのために、誰のために?外国人問題が解決されたとしても、それが残るとしたら?

…この「負担感・不公平感」を放置し続ければ、次に社会が向かう構図は「日本人 VS 外国人」から「若者 VS 高齢者」 へと新たな対立に形を変えてしまうかもしれません。

高齢者を支え敬うことは本来、美徳であり日本社会の根幹です。

それが「敵」と見なされてしまう社会になってしまったら——。

こんなに不幸なことはありません。

だからこそ私は、いまこの瞬間にこそ、不合理な社会保障制度を見直し、特に社会保険料を引き下げる改革を断行すべきだと訴えます。

過度な負担感・不公平感を速やかに解消し、世代間で対立するのではなく、未来を共に支え合う社会へ。

目の前にある怒りの連鎖を断ち切るには、現役世代の負担が重すぎない、公平で、持続可能な社会制度をつくる他はないのです。

私はその覚悟で、社会保険料を下げる改革・社会保障制度改革に挑み続けます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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