次の世代に希望をつくる

インフレでグレートリセットする「焼け野原スキーム」はわかるけれども、やっぱり…

日々のこと

昨日の投資家・株ライバー田端信太郎さんとのYouTube対談終盤で、

「小さな政府・歳出削減って正しいと思うけど、小さな政府が世界的にも成立し続けた前例ってあまりないし、結局は無理なんじゃないかと思う」

「メタボの中年に『ダイエットした方がいいよ』って言っても、それ正しいけど無理だもん」

「もう日本は行き着くところまで行って、インフレでリセットして若者は体力あるうちにやり直すしかない気がしてきている」

「さすがに自分も最近、借り入れとかを増やして『その時』に備えてインフレ対策をしようと思い始めた」
※要旨。詳しくは動画をぜひ御覧ください

というようなことをおっしゃっていて、強く印象的でした。田端さんレベルの人が、もうこのモードに入るということの重みよ…。

確かに高インフレを巻き起こして政府の借金などをグレートリセットして、焼け野原になってからやり直すというのは一つの道筋ではあります。

ただこれは相当なハードランディングで、そこからまた国の財政や国民の生活が再建されるとしても、短くない期間、多くの若者や子どもたちにもつらい思いをさせることになります。

人によっては、人生の中で決定的なものが欠落する期間になるかもしれない。

そうなったときに「お父さんお母さんたちは、日本がこうなるとわかってて何もしなかったの?」と子どもたちに言われたくない。

もう自分たちやその上の世代は仕方ないかもしれないけれど、罪のない子どもたちが、ハードランディングに巻き込まれる未来はなんとしても避けたい。

なので私は今日も駅前で「社会保険料を下げよう・歳出を削減しようおじさん」として、道行く現役世代の方々に向けて声をからして叫ぶのです。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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