次の世代に希望をつくる

なぜ自民党と立憲民主党は結託して年金を改悪するのか?

日々のこと

選挙前で双方を攻撃するチャンスなのに、なぜ自民党と立憲民主党は結託して年金を改悪してるの?という質問がありましたので、お答えします。

簡単に言えば、利害が一致したからです。

自民党はもともと、100年安心と言い切ってしまった年金制度をなんとしても延命させたい。ただ、現役世代や事業主に負担を押し付けなくては行けないので、自分たちだけが悪者になりたくない。

与党だけで法案を押し通せば「強行採決」という批判まで加わることになる。それは避けたい。

そこに現れたのが、選挙前に「見せ場が欲しい」「かつ、実は内閣不信任案を出したくなくて、出さない理由を探している」立憲民主党です。

立憲民主党の支持層はすっかり高齢者ですから、ネット上で現役世代になんと言われようとも、年金を底上げして高齢者にPRしたくて仕方がない。

ここで手柄を作りつつ、内閣不信任案を出さない理由もできて一石二鳥!

というわけで、両党が結託してスピード決着をしようとしているわけです。

いうまでもなく酷い話ですが、与党と野党第一党が結託してしまえば今の国会では止める術は事実上、ありません。

参院選で民意を示し、撤回させるしかない(今回の年金改悪法案の内容が実施されるのはまだ先なので)。

そのためにぜひ、みなさんの力を貸してください。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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