もっと、新しい日本をつくろう

政治家が率先垂範、「身を切る改革」が求められる理由が今こそ…

日々のこと

私は減税派です。税負担を下げることはまったく不可能ではないとずっと思っていますし、そう言い続けています。

※以下は社会保険料の負担軽減にも同様に当てはまります

ただしそれは、歳出削減・政府規模の圧縮がセット、あるいは前提です。そしてそれは、一部の人や業界団体にとってとてつもない痛みを伴うものになります。

政府与党のいう「財源がない」というのは、「誰も痛みを伴わずに捻出できる財源はもうない」という意味に過ぎません。

医療など社会保障分野を筆頭に、手をつけられるところはまだまだあります。

しかしそこに切り込めば、補助金がなくなり、事業がなくなり…今のポジションがなくなる人も出てくるでしょう。転職や転居を余儀なくされる人もいるかもしれません。

そこに切り込むからこそ減税が実現できるし、減税する真の意味もそこにあります。

しかし当然のことながら、人間は誰しも痛みなんて取りたくありません。既得権の恩恵にあずかっている人ほど無自覚であったりするし、自覚がある人は全力ですがりつくでしょう。

側から見ている世論やマスコミはそれを見て

「可哀想だ」
「コストカットなんて酷い」
「他にも削ることがあるだろう」

と猛バッシングを浴びせるでしょう。

それでも多くの人に、消極的にでも納得してもらって前に進めるためには、政治家はその歳出削減を体現する「身を切る姿勢」を示す必要があるのではないでしょうか。

減税と社会保険料の負担軽減は、未来のため、現役世代のために必要不可欠であり、また実現可能なことです。しかし、フリーランチ(タダ乗り)はない。

終わったとか古いとか、最近は低迷してもう駄目とか言われ続けている政党や政治家がもう一度、その存在意義を示す瞬間がやってくる。

そんな予感と期待を、体現していくような夏にしたいものです。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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