次の世代に希望をつくる

「氷河期世代を救うために今の年金制度を延命させる」玉木雄一郎さんの主張をどう考えるか問題

日々のこと

本日は党首討論が行われました。

正直、全体的に低調な印象でしたが、もっとも耳目を集めたのはやはり玉木さんでしたね…プレゼン能力が段違いすぎる。。

気になったのは年金問題でした。終わった後にご本人がポストもしてます。

巧妙に政府案への賛否は完全には明らかにしていないんですが(苦笑)、何もしないよりは(厚生年金の財源を流用する)政府案を実行して基礎年金を引き上げよ!という主張に見えます。

しかし、これはやはり間違いだと私は思います。

対処療法で今の年金制度を延命させても、氷河期世代を救うことはできないでしょうし、少なくともコスパが悪すぎます。

氷河期世代をなんとかしたい思いは一緒です。ならば池田信夫氏の指摘する通り、抜本改革を議論するべきでしょう。

私は基礎年金を強化するために厚生年金を拡大するのではなく、やはり2階建て部分の厚生年金は廃止をして現役世代と事業主の負担を大きく下げて、基礎年金にリソースを集中するべきだと考えます。

法案を出さなくても議論はできます。逆に、法案を出されれば自公立国で可決され、根本解決が遠のくので私は否定的です。

いずれにしても、年金について党首討論で取り上げていただけるのはありがたい限りです。

ぜひ国民民主党&玉木さんも、法案の有無にかかわらず抜本改革の議論と制度設計に合流していただけることを望みます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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