NISAがどんどん拡大していきます。
ジュニアNISAがなくなったと思ったら、子どもNISAとして復活するという(苦笑)。まあ制度は試行錯誤されていくのは仕方のないことですし。
高齢者向けNISA創設を検討 金融庁、毎月分配型解禁へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB151OE0V10C25A4000000/
こどもNISA創設、金融庁が税制改正要望へ 実現には壁
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB160IR0W5A410C2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1744770375
NISAが拡大されるの自体は良いことだと思います。貯蓄より投資への流れは正しいと思いますし。
しかしこれは同時に、年金制度の断末魔であり、自分で投資をして老後の備えをしてくださいねということでもあります。
もうそれで良いと思うんですよね。特に報酬比例部分の厚生年金は廃止をして、いわゆる二階建ての部分は選択制にするのが一番合理的じゃないでしょうか。
先日勉強会にきていただいた河野太郎議員の主張、ほとんどは賛成なのですが、財源論と厚生年金を積立方式で残置する論については議論の余地があると思っています。
セーフティネットは基礎年金だけにして、それ以上の「怠惰リスク」「長生きリスク」は基本的には自己責任で。最後のセーフティネットは生活保護。
ここまで国民的コンセンサスが取れれば、あと問題はすでに支払っている人たちの受給権をどう担保するかという財政だけクリアすれば良くなります。
こうした議論が深く進むためにも、NISAが拡大する=年金オワコンであることが伝わるのは、まあ良い傾向かなあと感じる次第です。
株価は乱高下していますが、NISAは長期の視点で皆さん頑張りましょう。何もしない(で積み立てる)ことを。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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