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立花たかし氏に情報を渡した議員たち、目的は手段を正当化せず、重い責任は免れない

日々のこと

終わらぬ兵庫知事選の後始末、維新のリーク県議らが3人そろって時間無制限会見で釈明へ
https://www.sankei.com/article/20250223-QWBKAHPCAZP3XEA53LFGYQ44UM/

維新の県議たちが、立花たかし氏に百条委員会で非公開とされた情報を提供していたことが大きな問題になっています。

「政治的緊急避難だ」「県民への情報提供であり許されるべき」

という声もありますが、私はこれについてはさすがに「ナシ」だと考える派です。
※一般個人の見解です

まず大前提として、やはり議会で「非公開」とされたものを勝手にオープンすることは重大なルール批判であり、政治的テロ行為です。

どんなに素晴らしいことでも目的は手段を正当化しないですし、それを認めてしまったらもう議会制民主主義は成り立ちません。

そしてもう一つは、立花たかし氏という第三者であり知事候補者に渡して発信を託したところ。

「マスコミに渡しても握りつぶされる」

と思ったのなら、自身のSNSで堂々と、責任を持って発信するべきです。県民に情報を伝えることは県議会議員・政治家として重要な役割の一つですし、SNS時代の現在、全員にその力があるはずです。

にもかかわらず、自身は立場を明かさずに発信力のある他人に非公開情報を託す。

これはあわよくば自分の存在は表に出さずに、無責任に非公開情報を暴露させようとした「保身」だと批判されても仕方ないと私は感じます。

本日、関係者は時間無制限で記者会見をするそうですが、私はこれは議会人・政治家としての自殺であって、自ら議員辞職する以外にない案件かなと感じています。

とはいえ、まずは当事者たちの言い分にも注視してきたいと存じます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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