高額療養費制度の改悪が引き続き注目を集めていますが、上限が引き上げられることにより…
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上限額ギリギリの治療を受けている人は、政府修正の「多数回該当」にも当てはまらず、高額な治療費を長期間請求され続ける可能性が劇的に上がります。
例えば一番上の区分(44.4万円)だと、限度額が高すぎて44万円もの治療費でも高額療養費にならない。
44万円を何回、何十回払っても0回該当。年間で実に530万円もの負担になってしまう。賃上げで区分が上がったら自己負担最大530万円。
ローンがあり家族、子供もいれば家計は即壊滅、家族のために治療を断念…。
こんなこともあり得るのに、高すぎる保険料を負担して入る「皆保険」?働く現役世代の、高所得者は「皆」に入らないの??
たしかに社会保険料の軽減は大事な課題で、我々社保下げ会も医療費の抑制を訴えています。
ただしそれはOTC類似薬の保険適用除外、高齢者窓口2-3割負担、それらに伴う軽度医療の過剰利用抑制等に切り込んで実現されるべきで、いきなり現役世代の命に関わるところを、それも大幅に引き上げるのはどう考えてもおかしな話。
私たち「社会保険料引き下げを実現する会」は、あくまで優先順位を踏まえた合理的で、社会的に望ましい形での社会保険料の引き下げを訴え続けていきます。
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こうした高額療養費制度の問題点、多数回該当の落とし穴について「社会保険料引き下げを実現する会」運営メンバーが資料にわかりやすくまとめてくれました。ぜひこちらも併せてご覧ください!
https://drive.google.com/drive/folders/16vR4pKlba-CzHAG-Nd2uJl1i_Rg_L5Nb
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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