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少子化の進展は現役世代の悲鳴であり、社会保障の膨張は経済成長を阻害する

日々のこと

ついに2024年の出生数が70万人を切りそうで、少子化に歯止めがかかりません。

社会保障費の膨張をすべて現役世代に押し付けるような社会モデルは明らかに限界を迎えており、このままでは悪循環で現役世代は確実に負担で押しつぶされます。

確かに我が国の年金や医療などの社会保障制度・公的サービスは素晴らしいものであったかもしれませんが、それは現役世代や子どもたちの負担の上にあった受益であり、砂上の楼閣だったことを認めなければなりません。

そして社会保障事業(医療・介護)の膨張は直接的に若い世代の負担を増やすだけでなく、経済成長も阻害させます。

「福祉の充実で雇用や仕事を生み出し、経済成長!」

という夢物語を語る方もおられますが、医療・介護の生産性は決して高くなく、むしろ介護の生産性は最低レベルです(上の図は数字が大きいほど生産性が低い)。

ただでさえ少子化で人手不足に陥る中、社会保障事業に人手が取られることは致命的であり、経済成長を妨げる要因となります。

介護サービスの重要性はもちろん否定するものではありませんが、公的サービスを拡大していくことは諦め、民間・自己負担を中心に身の丈にあった制度に見直していく必要があります。

老後に自分も助けられるからという理由で改革を先延ばした結果、少子化の進展でその将来は雲散霧消することになりました。

もはや時間は残されていません。制度を変えて、社会保険料を引き下げ、少子化に歯止めをかけられるよう尽力していきます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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