参院選挙における「予備選」の制度設計はなかなか大変だわね

2024年12月9日 21:49 • 日々のこと

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維新の吉村洋文代表がテレビ番組で、立憲民主党との「予備選」による候補者調整を行う意向を表明しました。

政権交代・政権変容のために野党の議席を最大化する方針には私も賛成なのですが、実際に「予備選」をやるとなると課題は多々あります。

本来の投票形式に近づければ、事前運動として公職選挙法違反になる恐れがある。

世論調査を取るのであれば、どういった業者に・どういった形で取らせるのかの制度設計が未知数。

また選挙が始まる前の時期は「無党派」がほとんど動かないので、予備選は実際の選挙結果とは大きく異なることが予想される。

などなど。反面、できない理由をあげるよりできる方法を考えるんだ！というのも一つの考え方であります。

そしてこの予備選の対象が１人区のみだとすると、そもそも少数区に維新がどれだけ擁立計画を立てるのかという入口論もあります。

吉村代表から野党間予備選の制度設計を行うよう指示を受けました。前代未聞の取り組みですが、与野党伯仲で政治を変えるため、何としても実現しなければなりません。 https://t.co/qbvFzjH2Hm

— 岩谷良平日本維新の会幹事長•衆議院議員•東大阪市 (@Iwatani_Ryohei) December 8, 2024

維新は党内で予備選を重ねてきた実績があります。どのような制度設計案が出てくるのか期待をして待ちつつ、もちろん私にできることがあればサポートをサせていただきたいと思っています（特にできることはないが）。

おときた駿
参議院議員（東京都選挙区） 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に（二期）。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞（第201～203国会）
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」

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