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君子豹変す?明智光秀もびっくり?茂木敏充幹事長の総裁選公約が…

日々のこと

9月4日、自民党の茂木敏充幹事長が総裁選への出馬を表明し、波紋を呼んでいます。

岸田総理も「怒っていた」 茂木幹事長の増税停止発言が波紋 茂木氏「感情論だ」【自民党総裁選】
https://news.yahoo.co.jp/articles/776b1147b072fdbc074863d1e38e8954f061ec2b

茂木氏は会見で「政策活動費の廃止」「防衛増税の停止」「子育て支援金の徴収停止」など、現政権の路線を実質的に否定する公約を掲げました。

しかし、これらの政策は与党内での調整を経て決まったものです。政権中枢に関わってきた茂木氏自身が、今さら批判するのは整合性を欠くという批判が上がるのも当然です。

政権党の幹事長が、自らの責任下で決めた政策を覆すという稀有な事態。

確かに「今さら」感はありますし、特に政策活動費については自ら使ってきたものですから、その使途くらいは即時に公開しなければ説得力がありません。

一方で、与党の現職幹事長が増税や支援金の停止、その財源として外為特会を活用するという、日本維新の会が以前より主張してきた政策を掲げたことは大きなインパクトがあります。

これまで政府与党は「財源がない」「無責任なことは言えない」と行政改革・経済成長や外為特会の活用で増税を防ぐことを全否定してきましたが、これで大きく説得力を失いました。

「明智光秀にも失礼」

と言われる茂木敏充氏の姿勢には自民党内で賛否がありましょうが、政策論としてはこの旗を掲げ続け、本格的な論戦が行われることを個人的には期待し、維新の政策を打ち込む機会を伺っていきたいと思います。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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