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世代間格差が広がる年金を抜本改革せよ!元厚労大臣・長妻昭政調会長と勉強会を行いました

日々のこと

本日は政調会で「Mr.年金」こと長妻昭・元厚労大臣を招き、年金改革の特別勉強会を行いました。

維新 年金制度見直しへ 立民 長妻氏招き勉強会
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542821000.html

年金の財政検証の問題点や、今後の見通しについて闊達に議論し、かつてご自身が取り組まれた年金改革の困難・課題とその軌道修正についても、率直な意見を伺うことができました。

維新は世代間格差是正と持続可能性向上のため、現行の年金制度の抜本改革(年金は廃止して最低所得保障制度を導入、あるいは積立方式への転換)を目指しているのに対して、

立憲は今の制度の骨格を維持しながら新たな税投入でセーフティーネットを支えていくという考え方。

かつての民主党政権では、制度を抜本的に改革して月7万円の「最低保証年金」制度の導入を目指していたものの、

・年金制度の改革に手をつけると超長期(40年程度)の時間がかかること
・最大で消費税約5%増税分の財源が必要になるとの試算が出たこと
・天下り規制をされたこともあいまって、官僚たちが強く抵抗したこと

が大きな理由となって断念。保険と税を組み合わせて制度をバージョンアップしていくことは諸外国でも行われている世界標準でもあることから、暫時改善案へと舵を切ったそうです。

以上のように解決へのアプローチは異なるものの、現行の年金制度には問題が山積みであるという現状認識は改めて共有できました。

政府与党を動かすためには、一致点で野党の政策協力が必要になる場面もあります。

今回の動きがすぐさま政局につながるわけではありませんが、政策面では是々非々で様々な政党と意見を交わす機会を設けていきたいと考えています。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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