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検察の矜持か。自民党の裏金議員、選挙買収に私的流用の可能性が高まる

日々のこと

2,000万円以上の裏金づくりに加担していた自民党・堀井学議員の公職選挙法違反疑惑ですが、香典を配り歩いていたのに加えて、私的利用の可能性が次々に報じられています。

堀井議員、還流金流用か スーツ代などに数百万円
https://www.tokyo-np.co.jp/article/341900

自民党の内部調査で「個人で使った例はなかった」というのは真っ赤な嘘、ザル調査だったことが明らかになりつつあります。

当初は堀井学議員が次期選挙の不出馬を明言し、権力の座から滑り落ちることが確定したので「水に落ちた犬を叩く」とばかりに検察が手を入れたのかなと思っていましたが、

これはこれで検察の矜持であり、ほとんどの議員は起訴できなかったものの、「裏金づくりとその使途の一端」を世間に示そうとしたのかもしれません。

私的流用があったとすれば脱税でもあり、国税庁の出番でもあります。

おそらく少なくない議員が検察審査会で起訴相当、あるいは不起訴不当になるでしょうし、そうなれば再び検察の矜持が問われます。

数千万の裏金を作っておいて、事後に領収書をかき集めて帳尻合わせ。それすらできず、いまだに「不明」という項目が並んでいる議員がいる。

その異常性について改めて確認し、裏金議員への検察・国税庁を含む厳しい対処と、道半ばの政治改革の推進を強く求めていきたいと思います。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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