本日15日、日本維新の会と教育無償化を実現する会は共同で記者会見を行い、衆参両院で統一会派を結成することを発表しました。
■ーー教育無償化を実現する会とのーー□
共同記者会見▷ 教育無償化を実現する会との
統一会派結成について#日本維新の会#馬場伸幸#藤田文武 pic.twitter.com/mBdybbJkGU— 日本維新の会 (@osaka_ishin) January 15, 2024
維新と前原氏新党が統一会派 「共同で政権交代目指す」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA150R30V10C24A1000000/
>日本維新の会と前原誠司元外相が代表を務める新党「教育無償化を実現する会」は15日、衆参両院で統一会派を結成すると表明した。教育の無償化や憲法改正など6項目の政策協定書に合意し「共同して政権交代による改革政治の実現を目指す」と明記した。(中略)
>将来的な党の合流の可能性については「信頼関係を積み重ねる中で、いろんなことを相談していきたい」と述べるにとどめた。
前原さんたちが看板に掲げている教育無償化をはじめとする政策を実現に近づけていくためには、数を増やして大きな塊になることは大きな推進力になります。
かねてより「新しい国のかたち」勉強会などを共同で開催してきた経緯もあり、前原さんたちとは政策的にも重なる部分が非常に多い。
一方で、すぐに党同士の合流になるかといえば、記者会見で馬場代表も述べている通り、やはり中長期的に信頼関係を積み重ねていく必要があると思います。
下記は、私も策定に携わった両党(両会派)による政策協定書です。
国会審議が進む中で、教育無償化以外にも労働法制や社会保障政策、身を切る改革などで目線をどこまで合わせられるかどうか、支援者の皆さまにもできるだけわかりやすい形で協議を進めていきたいと考えています。
■以下、政策協定書テキスト全文■
日本維新の会 教育無償化を実現する会
統一会派結成における政策協定書
「凋落の30年」と言わざるを得ない日本の現状を打破するためには、新しい政治の実現が必要不可欠であるとの共通した認識のもとに、日本維新の会と教育無償化を実現する会は、衆議院および参議院において会派を一つとし、共同して政権交代による改革政治の実現を目指すとの合意にいたった。
両党は、下記で合意された政策の実現のために、誠心誠意協力して取り組んでいく。本協定に定めのない事項については、別途、両党の協議により決定する。
本協定書は2通作成し、両党代表が署名捺印し、それぞれ1通ずつ保管する。
記
1. 全世代型の教育無償化の実現こそが国民全体の教育における機会平等を確保し、将来の日本の競争力を高めることになるとの共通認識のもと、その具体像を共有化し、積極的に政策提案を行う。
2. 自分の国は自分で守るためにリアリズムによる外交・安全保障政策を共有し、「法の支配」にもとづく国際秩序の形成を先導するとともに、自立的な防衛力の整備を透明性をもって進める。
3. 自己責任ばかりが強調される社会から、支え合い分かち合う社会への転換をはかる「All for All(みんながみんなのために)」の理念を共有するため協議の場を設け、双方の理解を深めた上で、諸政策の立案等に反映させることを目指す。
4. 誰もが希望する働き方を選択できる安心社会を構築するために、雇用形態の違いなどによる不合理な待遇差を解消するとともに、労働市場の流動化やリカレント教育の充実で成長産業への人材移動を支援することの経済効果や、雇用のセーフティーネットを充実させることの重要性を共有していくため、労働法制について協議の場を設ける。
5. 国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という憲法の理念を堅持した上で、時代の変化に即した憲法改正論議を先導する。
6. 現下の裏金問題などの「政治とカネ」問題を踏まえ、政治資金の透明性を高めるための政治改革を断行する。同時に、議員定数の削減、企業団体献金の廃止、旧文通費の改革などからなる「身を切る改革」を実施し、納税者感覚と透明性・公正性を政治運営の基本とする。これらの改革が政治への信頼を回復するために必須であるとの共通理解にもとづいて行動する。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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