こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
東京都 男性のHPVワクチン接種費用を補助する方針 区市町村負担分の2分の1
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6ad740b4429ab8e9db6c237260ff643c177ba2a
東京都がHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)について、男性にもその接種費用を補助する方針を正式に発表しました。
この決断については強く支持したいと思います。
「マザーキラー」とも言われる子宮頸がん。それを防げるワクチンがあるのに、安全性への疑義から積極的勧奨が控えられ、接種率が上がらない・・・
そんな状況を打破するために、私も2017年に自らHPVワクチンを接種し、普及啓発に努めてきました。
多くの関係者の努力もあり、2022年にはようやく積極的勧奨が再開。9価ワクチンの導入なども進みつつあるものの、まだまだ接種率は低い状態です。
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HPVワクチンは高い安全性が確認されているワクチンであり、世界でもその効果は証明されています。
いまだその安全性に疑義を唱える人の中には「子宮頸がんは検査で防げる!ワクチンは不要!」という方もいますが、検査だけで子宮頸がんを完全に防ぐことは不可能です
まさにマザーキラー。言葉にならないほどつらい。
もうね、これ以上、子宮頸がんのためにご本人も周りの方もつらい想いをする方を増やしてはいけない。
特に、
女医で4児の母・居原田麗さん(42)死去 がんで余命1年宣告も約4年闘病https://t.co/rt3By6D43g
— 稲葉可奈子🐾産婦人科医 (@kana_in_a_bar) January 12, 2024
医師であり検査を欠かさない人であっても、進行が早いケースでは手遅れになる場合もあります。まだ若いうちに命を落とされ、本当に言葉になりません・・・。
この子宮頸がんワクチンは性交渉によって感染するため、女性のみならず男性も接種をすればさらに子宮頸がんの根絶に近けることになります。また男性でも咽頭がん、肛門がんを予防する効果があります。
よって、今回の東京都の男性への助成拡大は非常に意義深いものと言えるでしょう。
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ただ問題は、2分の1補助で基礎自治体の持ち出し分もあるので、どこまで助成制度が導入されるか不透明なこと。
本来であれば、国が全額公費で接種を決断することが望ましい施策であり、これを契機として私からもしっかり国政へ働きかけていきたいと思います。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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