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社会保険料の負担を軽減せよ!維新の改革スタンスに対する2つの誤解を紐解く

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は告知通り「チャンネルくらら」で国民民主党代表・玉木雄一郎さんとのネット討論でした。

炎上開け、というよりまだ炎上真っ最中で玉木代表はだいぶ傷んでいる感じでしたので、みんなで応援しよう?!

私としては非常に建設的な議論・論点整理ができましたので、企画してくださった倉山さん、共演者の玉木代表・佐藤先生には感謝感謝です。

ぜひ動画の全編を多くの方に見ていただき、感想とともに拡散して欲しいのですが、時間がなくて動画が見れない人のために、玉木代表も誤解していた2つの論点について整理しておきます。

●維新による「医療制度における給付と負担の3割削減」は不可能?!

Twitterや番組上で玉木代表は「維新が言っているような医療の給付と負担3割削減は不可能だ、私には思いつかない」「できないことは軽々に言うべきではない」といった趣旨の発言をされていましたが、こちらは単純に誤解です。

負担(社会保険料)を3割下げるという維新案は、あくまで短期の経済対策です。

それを恒久的に給付と併せて3割減を継続するとは言っておらず、緊急経済対策の中でもそこは明確にわかるような書き方をしています。

まずは中長期的な社会保障制度改革に向けて、現役世代の可処分所得を減らすとどれだけのインパクトがあるのかを実感していただく。そこから本格的な構造改革につなげていく。

どのようにして・どれくらい現役世代の負担を減らし給付を抑制していくかは、まさに制度設計を梅村さとし参議院議員・足立康史衆議院議員を2トップとする医療制度改革タスクフォースで取りまとめしている最中です。

その頭出しとして、後期高齢者医療制度の改革案を提示しておりますので、こちらは本日の動画や私の予算委員会、あるいは足立康史議員のTweetなどもご参照ください。

●維新は一部高齢者に負担を求める法案に反対してきたじゃないか!?

確かに一部高齢者の負担増を含んだ内閣提出法案「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」について、令和5年度の通常国会で反対しています(令和3年は賛成)。

こうした法案賛否というのは、結論だけ取り出されてしまうのはある種の宿命でもあるので仕方ない面もありますし、玉木代表は賢いからわかってて言っているような気もしますが(?!)。

令和5年度の法改正案は、非常に多くの内容が束ねられた複雑な内容になっており、維新が反対した理由は端的に言えば

・政府案では改革が不十分だから
・とりわけ、維新が主張し修正協議もしていた「かかりつけ医」に関する内容が盛り込まれなかったから
・出産費用の負担軽減や無償化に向けての取り組みが足りないから

であり、一部負担増に対して維新がこれまで反対してきたことは一切ありません

詳細は下記の反対討論内容をご確認くださいませ。

というわけで、こうした誤解・すれ違いを整理する機会にもなったということも含めて、充実した討論・議論になったかなと。

両党ともに具体的な改革案はこれから取りまとめていくということで、まさに善政競争、切磋琢磨をしながら前に進めていければと存じます。

最後に念のためもう一度。

タマタマコンビではない。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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