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民主主義=多数決ではないけれど、非現実的な理想に浸っても課題解決は進まない

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

G-1 U40、あっという間で夢のような二日間でした。刺激と影響を受けまくり、この同世代の仲間たちのチャレンジに負けない政治家にならねばと改めて。

40歳ってやはり節目の年で、東京JCも卒業ですし。こうして人間は歳を重ねて次のステージへと進むのですね…しんみり。。

さて、Twitter上ではこんな書き込みが話題になっていました。

内容は、マンションにエレベーターを設置することに一部の住民が反対している問題について。

そこで、エレベーター設置を多数決で決めるのではなく、全員が納得する代替案として、屋上にプラネタリウムを設置するというアイデアが提案され、最終的に全員が納得してエレベーターとプラネタリウムの設置が決まったというものでした。

このTweetは、急進左派のインフルエンサーが今の日本の民主主義・自民党政権を批判する文脈で投稿されているものですが、すでに総ツッコミが入っているように、民主主義を考える上では興味深い書き込みです。

確かに、民主主義とは単なる多数決ではありません。しかし、彼の言う「民主主義」の理想の形は、あまりにも単純化しすぎています。

実際の世界では、このような問題に対処するためには、多くの複雑な調整が必要となります。

プラネタリウムを設置することで追加費用がかかるとしたら、その費用に対して反対意見が出るでしょう。また、「プラネタリウムよりも他の設備を設置したい」という意見が出てくることも考えられます。

それらの議論は果てしなく発散し、最終的にはやはり多数決で決定を下すことになる可能性が高いのです。

民主主義は全員が納得するという理想を追求するものである一方で、「全員が納得する」ことをいつまでも無理に追い求め続ければ、何も決定することはできません

政策を決定するためには、議論をいつまで続けるのか、どのタイミングで決定を下すのかという判断が必要です。それを行うのが、選挙により選ばれた私たち政治家の役割であると言えます。

理想と現実、両者をつなげる道筋を見つけ、具体的な政策へと変えて実現していく。それが私たち政治家の役割であると改めて。

今日の記事も一部、chatGPTとディスカッションしながら書いてみました^^

理想を忘れることはなく、しかし目の前の課題を解決するために政治家としての研鑽を重ねていきます。

それでは、また明日

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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