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伝家の宝刀「始発終電キャンペーン」。根性論の局地である反面、当落を分けるのも事実…

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

石川県で大きな地震が発生しました。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。

明日6日の現地は雨模様とのことで、引き続きの警戒が必要とのこと。余震等にも気をつけて行動をされてください。

連休があけるといよいよ東京都内では足立区議会議員選挙が臨戦態勢となります。

維新から公認予定者として発表されている川村みこと・足立区政対策委員は、ラストスパートとばかりに「始発終電キャンペーン」をやっていました。子育て中のママなのにこれはすごいっ…!

文字通り始発から終電の時間帯まで同じ駅前に立ち続ける「始発終電キャンペーン」、私も最初の選挙に出た時に先輩議員に進められたのがこの政治活動方法でした。

その効用・副作用については、経験者たちが続々とブログに執筆しています(笑)。やってみるとネタに困らないというか。

「多様な人材を政界へ!」と言っているのを横目に、できる人は限られる根性論の局地みたいな政治活動になってしまうのですが、やっぱり効果はあります。

安達しんじ区議のブログにまとめられている通り「普段会えない人に会える、コミュニケーションができる」というのは本当に大きいし、特に始発の時間帯はみんなゆとりがあるので、思わぬ陳情を受けたり政策談義ができることがあります。

かくたかずほ市議も「選挙がないときでも、議会の定例会ごとに年4回は始発終電キャンペーンをやる」と豪語していましたが、これ本当に大事なことで、有権者との距離がめちゃくちゃ近くなるんですよね。

ただ選挙前以外に継続できる根性のある議員は、ほとんどいないわけですが…。

それゆえ、これをマジでやり続けているある都議会議員は、どんな逆風の時でも生き残ってきました。

選挙対策という点から見ても、「ボランティア・陣営の士気が爆上がりする」というメリットは他に代えがたいものがあります。

自分も経験者ゆえ、選挙の当落情報を見る際、本当に僅差で競り負けた若手・新人候補を見ると

「始発終電キャンペーンを、2・3回やってたらなあ…」

と思ってしまう私。

もちろん体力的にも家庭の事情的にもできる人は限られている政治活動方法ですし、こういう「体力ゲー」が当落を分けるのは望ましくないとも思いますが、単純接触が効果を発揮する選挙における一手段としてご紹介しつつ。

足立区では始発終電キャンペーンを断行した「川村みこと」の他、元金融マン・27歳と若手のホープ「富田けんたろう」。そして車いす当事者でもあり、公務員として高等裁判所で勤務してきたキャリアをもつ「野沢てつや」が挑戦予定。

ぜひともご注目・ご指導を宜しくお願い致します。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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