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特に野党議員を支える衆参の「法制局」「調査室」とは?年末の御礼をかねて

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は大阪の常任役員会→首都副首都法プロジェクトチームの会議終了後に東京に舞い戻り、臨時国会でとりわけお世話になった衆参の法制局・調査室に御礼の挨拶にまわりました。

よく誤解している方がいるのですが、特に議員立法は政党・議員だけで創ることはほぼありません。政府側には「内閣法制局」がある一方、立法府側にもそれぞれ「衆議院法制局」「参議院法制局」があります。

元官僚や弁護士の議員が自分たちで法律を書いて提出するのではなく、大きな方向性や内容を示し、それを法制局が具体的な条文に落とし込んでいきます。

↑こういう条文の前段階の法案要旨やイメージ図も、法制局がまとめてくれます。

そして法制局も法律のプロ集団ですから、たとえ議員に対してであっても無理なものは「難しい」と突き返してきますし、立法過程はまさに真剣勝負です。

また衆参に設置されている「調査室」も、政府提出の法案に対する論点や質問のポイントを整理してくれたり、組み換え動議を出す際には財源根拠の算出をサポートしてくれます。

アウトプットの質はテーマや時間に依りますが、「○○について調べて論点整理をして欲しい」と依頼すると、大枠の課題を調査して文章や表にまとめてくれるとてもありがたい存在です。

衆参の法制局も調査室も、とりわけ政府与党に対案を出す野党側議員を支えてくれる大事な組織と言えます(※与党が官僚が支えているのでほとんど使わない)。

時に非常に無茶なスケジュールで立法や調査をお願いしたりしたわけですが(笑)、本当に一年お世話になりました!政務調査会として、来年も頼りにしていきたいと思います。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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