こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日も目まぐるしく情報が飛び交う一日でしたが、救済法案について与党から正式に修正案が示されました。
配慮義務に行政処分の一部が及ぶこと、検討期間が短縮されることは一歩前進です。が、これで実効性がどこまで担保されるのかはしっかりと検討した上で、対政府質疑に臨んでいきたいと考えています。
参議院で質疑する際は、私も差し替えで委員会に乗り込み、質問者に立たせていただくことで調整をしています。最後の最後まで、改善の努力を。
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さて、本日は防衛費の話しをブログにも簡単にまとめておきます。
立民「与野党で議論を」防衛費増額財源巡り
https://www.sankei.com/article/20221204-F3HQF6WVWVODPHOBW4QUVVCRX4/
>日本維新の会の音喜多駿政調会長は、GDP比2%とする政府方針に賛意を表明。外国為替資金特別会計の剰余金や行財政改革での歳出削減などによる財源確保を主張し「増税には明確に反対する」と強調した。
昨日も少し取り上げた通り、NHK日曜討論では防衛費の増額とその財源を巡っても議論が行われました。
改めて、防衛費の増額には賛成の立場です。我が国の防衛力強化だけではなく、世界の平和と安定に向けて国際社会が連携し、それぞれの役割を果たすことは国際的責務であり、日本は具体的な数字を政治的意志として表明すべきです。
そして、いわゆる反撃能力の保有やサイバー防衛の強化、自衛隊の待遇改善などを速やかに進めなければなりません。
しかしその財源は、増税に頼るべきでないと考えます。利益の出ている外為特会や国債発行を活用しながら、行財政改革による徹底的な歳出削減と、経済成長で財源を生み出すことは十分に可能ではないでしょうか。
加えて、税収も直近で約3兆円の上ぶれをしており、3年間で95兆円使っているコロナ関連予算も今後は縮小していく見込みです。短期的な財源で見ても、必ずしも不足しているとは言えません。
以上の理由から、防衛費のための増税には明確に反対する旨を、番組内でも述べさせていただいたところです。
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政府与党側からは「年末までに(増税によって)財源の見通しを示す」と言っておりましたが、いくらなんでも性急すぎます。なぜ増税の議論だけはそんなに急ぐのか、不思議でなりません。
補正予算をとってみても、教育など様々な分野にこれでもかと基金が積み上げられています。例えば「防衛基金」を積み上げて消化していき、その間に歳出削減や予算組換などができないか検討することだってできるはずです。
防衛費や社会保障費は、税収が下がったからと言って削れない恒常的な費用なので安定財源が必要というのは理解しても、増税ありき・結論ありきの姿勢は看過することはできません。
年内に増税決断は見送りという報道も出ていますが、引き続き油断することなく、まずは改革を進めていく姿勢と政策を提言してまいります。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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