こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
代表選挙でバタバタしておりましたが、ブログなどでも触れてきた大阪府の「IR住民投票」は29日(金)、大阪府議会にて反対多数で否決されました。
今後のIRの進め方や費用負担、ギャンブル依存症対策については、包括的なブログを横山ひでゆき幹事長が書いているので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいです。
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政策的には過去のブログと横山幹事長の上記の内容で付け加えることはないのですが、府議会での採決に際しては残念なことがありました。
西田薫府議が詳しく書かれておりまして、私も動画を一部拝見しましたが、とにかくヤジ・罵声が酷かったのです。
そもそも傍聴席からのヤジ(不規則発言)は禁止されているのはもちろん、度し難いのはそれを率先していたのが国会議員(れいわ新選組の大石あきこ氏)だったことです。
こんなノリでツイートしていることもいかがなものかと思いますが、傍聴席での不規則発言は禁止されていることや、場合によっては退廷になるというルールを明らかに自覚しているわけです。
「感染拡大防止の為にもヤジはお控えください」
と、冷静な対応を呼びかける森議長。それにもかかわらず、自分の意にそぐわない結論が出れば、制止を無視して全力でヤジ・不規則発言を率先して放つ。
立法府の一員として、ルール(法)を作る側の人間が公然とやることでしょうか?民主主義のプロセスを無法行為で汚すという点では、暴力的なテロとなんら変わるところはありません。
しかも繰り返しになりますが、大石あきこ議員は国会議員という大きな力を持っている立場。それがわざわざ地方議会にきて議事進行を妨害しているのですから、一般人が不規則発言をしているのとはこれもまた大きく意味合いが異なります。
こうした自らの行いを省みることなく、最後に「はよ出て行け」と議場から言い返されたことで被害者のように振る舞う大石あきこ氏には、まったく議員としての品位が欠けていることを強く指摘しておきたいと思います。
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先日も元総理が暴力行為によって命を落とすという、痛ましい悲劇が起きたばかり。
どんなに自分と異なる政治信条を持っていたとしても。自分は「被害者」であり「正義」であり、相手が許せない相手なのだとしても。
言論には言論で、政策には政策で。暴力が論外なのはもちろんのこと、ルールを逸脱し、相手を威嚇・妨害するような行いも許されることではありません。
今回のIR住民投票に際して寄せられた様々なご意見・民意を大切にしながら、引き続き丁寧かつ誠実な対応を仲間とともに進めてまいります。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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