こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
共産党・志位委員長のコメントが波紋を呼んでいます。
共産・志位委員長、主権侵害あれば「自衛隊使い命と主権守る」…自民「今までと180度違う」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220407-OYT1T50261/
>共産党の志位委員長は7日、党本部での会合で、ウクライナ情勢を踏まえ、「急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくのが党の立場だ」と述べた。他党からは、自衛隊の解消を掲げる共産党の綱領と矛盾しているとの批判が出ている。
(上記記事より抜粋、強調筆者)
当然、関係各所より「矛盾だ」「ご都合主義だ」という批判が噴出するわけですね。
共産党の党綱領を見てみましょう。
>3 自衛隊については、海外派兵立法をやめ、軍縮の措置をとる。安保条約廃棄後のアジア情勢の新しい展開を踏まえつつ、国民の合意での憲法第九条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかる。
(引用元)
これまでも共産党は自衛隊の存在を否定し、訓練などが行われると反対運動を各地で起こす一方、災害対応などでは自衛隊に頼るなど矛盾した行動を続けてきました。
しかしロシア侵略を目の当たりにし、ついにはあっけらかんと「自衛隊を使って命を守る」とは厚顔無恥も良いところであり、平時には安全保障のリアリズムなどかけらも考えていないことが丸わかりではないでしょうか。
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そしてこのような共産党の姿勢を評価する人たちいます。
そう、小川淳也さんら立憲民主党の皆さんです。
いわく、野党共闘の影響で共産党が現実路線に変わりつつあるのだとか…。
立共合作によって共産党の姿勢に変化が出ているとしても、それ以上に左に引っ張られているのが立憲民主党の現状です。
とりわけ覇権国家による脅威が目の前に迫った今、ご都合主義やイデオロギーで安全保障を語る一部野党を国民が見放すのは当然で、岸田内閣や自民党の高支持率を支える遠因になっているのではないでしょうか。
我が党も色々とご心配をおかけしておりますが…、ロシアの侵略は断固として許さず、防衛費の増額など安全保障の強化を主張していくのが維新の一貫した立場です。
政府与党を突き動かしていけるよう、外交安保の分野でも提案を重ねていきます。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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