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ロシアからのLNG輸入大国、日本。安全保障の根幹であるエネルギー政策の見直しは急務

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

ウクライナをめぐる情勢が日増しに悪化をしています。ただ、首都陥落間近という報道がある一方で、ロシア軍の勢いは原則しているという米高官の見方も報じられています。

ゼレンスキー大統領が国家総動員令に署名するなど、本当にウクライナの方々も気持ちを想うと胸が痛みます。

一人ひとりにできることは限られていますが、在日ウクライナ大使館公式アカウントが寄付の呼びかけをスタートされました。

声を上げて世論を喚起することも重要。それに加えて、できることを一つでも…と考えています。

日本としては軍を出すことができない以上、政府ができることはなんでしょうか。

まずは総理が発表された対ロシア経済政策を速やかに実行すること、これは当然です。

それに加えて、エネルギー政策を見直すことにより、ロシアからのLNG輸入量を少なくしていく・最終的にはゼロにすることを検討するべきではないでしょうか。

本日の予算委員会の答弁でもあったように、日本の天然ガス輸入の中でロシアからのものは1割弱である一方、相対的な輸入量では1位になっています。

元経産官僚の宇佐美典也氏も指摘するように、この輸入を続けることは間接的にロシアの侵略行為を支援することになるわけですから、ロシアからのLNG輸入を必要としない体制を一刻も早く整備すべきです。

今回のロシアの強行的な姿勢の背景に、エネルギー戦略があったことは間違いありません。

ウクライナ情勢を受けたエネルギー市場安定化への我が国の対応
https://www.meti.go.jp/press/2021/02/20220223001/20220223001.html

エネルギーというのは安全保障そのものであり、極めて戦略的な政策であることを再度認識した上で、脱炭素・原発再稼働・石炭火力の時限的活用などを総合的に見直していくことは急務であると言えます。

今後も続いていく予算委員会・常任委員会の審議の中で、重要なテーマとして継続して取り上げてまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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