こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
念のため冒頭に申し上げておきますと、維新は先に提出したコロナ対策緊急提言第10弾にて、すでに隔離期間の短縮や新しい体制づくりを提言しています。
新型コロナウイルス感染症対策に関する提言<第10弾>
https://o-ishin.jp/news/2022/images/0c010f62d7d1b7d1d0e1a80ab83ffa620d187942.pdf
自分が当事者になったから慌てて言い出したわけではないものの、やはり自らが当事者になってさらに強く痛感した面も大きいですので、改めて筆をとり提言いたします。
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前置きが長くなりましたが、次女の幼稚園で幼児に1名の陽性者が判明し、学年閉鎖となりました。
次女は「濃厚接触疑い」というステイタスで、保健所からの判定を待っている状態です…。
現在、「濃厚接触者(あるいはその疑い)の家族」には直接の行動制限はかかっていませんが、ひとたび家族が濃厚接触者(疑い)になると、途端に事実上の行動制限が生じます。
例えば我が家の場合、次女は濃厚接触判定が済むまで自宅待機になるのはもちろんのこと、長男をお願いしているベビーシッター会社も、濃厚接触はその疑いであっても対象者がいる家庭には派遣不可になるということで、二人の子どもをケアする必要が生じます。
ベビーシッター会社は従業員を守るために、現在のガイドラインに沿って対応を決めているわけですから、責めるわけにはいきません。
しかしご案内の通り、現在は保健所がパンク中ですから、濃厚接触の判定がいつ下るかも不明という状況…。
一歩譲って濃厚接触者と家族が判定されてしまったならまだしも、その「疑い」の段階で社会生活がストップされ、さらにその「疑い」が解消されるのはいつになるかわからないというジレンマに陥ることになります。
一連の出来事は、早速東スポさんが記事にして下さいました。
音喜多駿議員の次女の幼稚園がコロナで学年閉鎖「家から一歩も動けません」
https://nordot.app/858226733667958784?c=113147194022725109
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今、加速度的に全国で増えつつあるこうしたケースを防ぐためにも、やはり濃厚接触者への対応から早急に見直す必要があります。
玉木代表なども提言している通り、濃厚接触者であっても検査陰性であれば行動制限を解除する、そもそもの行動制限や隔離・待機期間を大幅に見直すなど、特性と現状にあった新たなルール策定が求められます。
それでたちまちにすべてが解決するわけではありませんが、濃厚接触判定などを保健所中心にやらざる得ない体制を改善するため、感染症法の分類を5類へと変更することも早急に検討するべきでしょう。
こうした点は改めて明日25日の予算委員会にて、藤田文武幹事長から鋭く追及・提案予定となっておりますので、ぜひご注目いただければ幸いです。
次女の自宅待機・学年閉鎖は当面今週いっぱい。シッターさんに頼れないので、なんとか妻とスケジュールのやりくりをし、オンラインを活かしながら仕事を進めていきたいと存じます。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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