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低調な通常国会、閉幕へ。生産性を上げるためには野党第一党の交代が必要不可欠

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

本日で150日間に渡った通常国会が幕を閉じました。昨晩、深夜までワーワーやっていた割に、最終日はあっけないものです。

結局、昨晩も各所の話や流れを総合すると、与野党間で「まあ、ここまでならやっても良いよ」という落とし所が設けられていたわけで、夜中の3時というゴールを目指してゆるゆると走っていたわけですね。

一部野党としては、ここまでは頑張ったというPRを強固な支援者たちにできる。実際、SNS上のごく一部では不信任案演説にせよ深夜国会にせよ、その行動が絶賛されています。

で、与党サイドはそんな行動に対して世間の大多数は冷ややかであることがわかっているから、敢えてそれにお付き合いしてあげる。野党の支持率が上がるはずもないので、与党は安泰。

これで犠牲になるのは国会の生産性で、官僚や関係職員たちの負担と残業が増すばかりとなるわけですね。

こうした国会の駆け引き・交渉は、基本的に与党と「野党第一党」で行われます。

多党が乱立した状態で都度交渉をしていたら国会運営は成り立ちませんから、野党第一党にその役割と権限を一元化するというのはやむを得ないことです。

しかし反面それは、野党第一党がポンコツであるといつまで経っても与党に舐められ、国会運営も政策立案もレベルアップしないことを意味します。

だからこそ、我々の「まず野党第一党を目指す」という目標は、志が低いようで極めて現実的かつ重要な目標なのです。

いよいよ衆議院選挙の時期も秋と定められました。

骨太な政策論と国家ビジョンを練り上げ、万年与党を一部野党が支える新55年体制に終止符を打ち「保守二大政党制」を実現すべく、準備を進めてまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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