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「人権派弁護士」が牙をむく時。正義感の暴走、池江璃花子選手への中傷は異常だ

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

ここ数日、池江璃花子選手に「五輪辞退」を求める心無い言葉が向けられていることが話題となっています。

もちろん9割以上の人はそんなことをしておらず、ごく一部の方々による行為だと思いますが、「人権派」と呼ばれる著名な弁護士までこの加害行為に加わっていることは看過できません。

要約すると、

・池江選手は電通傘下のマネジメント会社に所属しており、本人のTweetは自分で書いたものではない(電通や五輪推進派に書かされたものであると示唆)
・この時点で「五輪に向けて頑張ります」などと書けば、それは政治的な発言だ
・政治性を帯びた発言をした以上、バチバチに批判をされるのは当然である

というものです。率直に申し上げて、批判を超えて中傷の領域ではないかと強く危惧します。

「社会人が自分の名前で政治的な発言をしたら批判を受けるのは当然」とのことなので、私も渡辺輝人弁護士の発言に批判・抗議の声を出します。

まずもって「本人が書いたものではない」という論拠が「電通傘下のマネジメント会社所属」という点しかなく、根拠のない陰謀論の類です。

そして「政治的な発言だから、批判をされて当然」というのは、政治問題にしているのは(渡辺輝人氏も含めた)周りの人間・活動家であって、選手でないのは言うまでもないことです。

アスリートが「五輪に向けて頑張ります」というのは当然で、それに向かって辛辣な批判を浴びせるというのは度が過ぎており、率直に人の道に外れる行為ではないかと思います。

それにしても感じるのは、「人権派」「リベラル」と呼ばれる方々が見せる苛烈なまでの冷酷さです。

渡辺輝人弁護士らが手掛けてきた労働問題など、敬意を表すべきものがある一方で、自分たちの「正義」のスコープから外れた人たちに向けては極めて辛辣な視線を送る、非難や中傷すらする

今回、彼らにとってアスリートたちは権利を守るべき対象ではなく、政治家や権力者たちと一緒になって社会に仇をなす敵対的な存在なのでしょう。

私はここに、それこそ政治的な匂いと危うさを感じざるを得ません。

ただ、「人権派」「リベラル」とひと括りにしてしまいましたが、もちろんこういう人ばかりでありません。

「人権派」「リベラル」の代表的論者の一人である宇都宮けんじ氏はこういった意見をきちんと表明していますし、他にも政治学者の木下ちがやさんなどが渡辺輝人氏に対しては非難の声をあげています。

こうした動きがあるのは救いであり、健全なことだと思います。

左右問わず、まだ若きアスリートに心無い非難の声を浴びせることがいかに非人道的・非常識なことかという認識が広く共有されることを願うばかりです。

そして、鬱積された不満が一人のアスリートに集中してしまうのは政治が不甲斐ないせいでもあり、そこは政治家の一人として本当に申し訳なく思っています。

アスリートに向けられる批判は本来、私たちが受け止めるべきものです。

東京都選出の国会議員である私自身の考えを披瀝しておけば、オリパラ東京大会は延期できるのがもっとも望ましいものの、それが難しければ、ワクチン接種の状況を見ながら無観客開催が現実的な決着ではないかと考えています。

そこに向けて少しでも不安を払拭し、多くの方が納得した上での結論となるよう、感染症対策や経済政策の提案を続けてまいります。

動画でも本件については意見を述べました

それでは、また明日。

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おときた駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 37歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。地域政党「あたらしい党」前代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。37歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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