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小西ひろゆき議員の脅迫・恫喝は、いくらなんでもやりすぎである

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

本日も参議院では予算委員会が続きますが、維新の鈴木宗男議員が登壇した時に大変な事件が起こりました。

先日梅村みずほ議員も取り上げた、小西ひろゆき議員が「嘘でいいから」と後輩議員を唆した点について、鈴木宗男議員が再び質疑中に言及。

するとなんと、鈴木議員の真後ろに座っていた小西議員が

「私、総務省にいたから先生の色んな事を知ってるんですけどねぇ…だからやめなさい!」

などと恫喝・脅迫したのです。動画でもばっちりと残っており、申し開きはできません。

こんな教科書通りの恫喝、久しぶりに見ました。どこからどう解釈しても

「おまえの黒い過去を色々と掴んでいるんだ。暴露されたくなければ黙っていろ!」

ということにほかなりませんから、「夜道に気をつけろ!」と同じくらいわかりやすい脅し文句です。

国会議員が議場において他の議員を脅迫し、発言を封じようとするのが由々しき事であるのは勿論、さらに悪質なのは小西ひろゆき議員が国家公務員であった立場を利用していることです。

元官僚の宇佐美氏が繰り返し指摘しているように、「(守秘義務もある)国家公務員として知り得た秘密を脅迫・恫喝に使っている」わけですから、二重三重の大問題と言えます。

国会議員の議場での発言には「免責特権」がありますが、これは質問時間外の不規則発言なので、その特権は適用されません。

鈴木議員はそんなことはされないと思いますが、「脅迫された」と被害届を出せば然るべき対応がなされる可能性が否めない事案だと思いますし、懲罰相当の言動であると私は思います。

足立代議士が言うと、説得力がありますね…。

「ムネオ節」炸裂…立民議員の言動に「限度を超えている」 議場騒然
https://www.sankei.com/politics/news/210318/plt2103180019-n1.html

他にも鈴木宗男議員が指摘した、議員からのプレッシャーにより職員が体調を崩した疑惑など、一部議員の暴走によって官僚組織と国会機能が毀損されている実情は目に余るものがあります。

こうした状況を正せない、ビジネス野党と馴れ合う万年与党も不甲斐ない限りですし、この状況を打破するためには我々が力をつけていく他ありません。

鈴木宗男議員など先輩議員の指導を賜りながら、引き続き正々堂々と与野党に対して是々非々のスタンスで政策論争に臨んでまいります。

本件は動画でも解説しました。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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