-Wedding for all sexualities
全てのセクシャリティに、結婚という選択肢を-
主にセクシュアル・マイノリティの方々に向けた
ウェディングプラン、ライフプランをサポートする画期的な団体
「Letibee」代表の林さんが、私宛てに都議会議事堂まで訪問して下さいました。
Letibee 全ての人に、結婚という選択肢を。
http://letibee.com
Twitter:@Letibee_wedding
Facebook: https://www.facebook.com/letibee2
【参考記事】LGBTによる結婚相談サービス、当事者が事業化
http://www.alterna.co.jp/10630
林さんは、カミングアウト済の慶應義塾大学4年生。
今年の4月からは就職せずに、ビジネスコンテストの優勝賞金を元手に
法人を立ち上げて本格的に事業に取り組んでいくそうです。
事業が上手く回ってきたら、3年後くらいには本格的な
アドボカシー(※)に取り組んでいきたいとのことで、
「どうしたら社会は変わっていくのか」
「政治や行政を動かすのには、どんなことが必要か」
といった点について、楽しく真剣にディスカッションを行いました。
※アドボカシー
少数者や弱者の支援・擁護を行うこと
≒彼らの権利拡大のための啓蒙活動を行うこと
■
「例えば署名活動とか、政治や行政に効果がありますか?」
と聞かれたのですが、個人的には
そういう手段は保守政治家やお役所には逆効果な気がしています。
(あくまで個人的な見解ですけど)
警視庁のホームページの表現を変えてもらった際に思いましたが、
小さな変化を積み重ねていくためには、データや事象などを集めて
ロジカルに提案をするのが有効だと感じています。
「東京には推定○○人のLGBTが居住しているが、
それに対応する予算はたった××%しかない」
「あるNPOのLGBT相談窓口には年間○○件の相談があり、
行政が対応するのに十分なニーズがある」
「××のような対応は、すでに国際スタンダードではない」
等など、「数字」や「国際的な比較」を駆使して
合理的な提案ができれば、東京都など地方自治体はそれなりに
(少しずつですが)対応を進めてくれるのではないかと思っています。
■
ありがたいことに、最近は多くの方々から
具体的な情報や提案をメールでいただいていいます。
・東京都の福祉保健局の災害避難マニュアルに、性的少数者が想定されていないこと
・海外では常識となっている、LGBT観光客向けの観光案内が公設観光案内所にないこと
・都立学校での性的少数者を前提とした教育の不足していること etc..
こうした指摘や情報に基づきまして、根拠となる数字や事象を集めて、
一つ一つ東京都の各部署に改善を提案していきたいと思っています。
信頼にたる具体的な情報や数字は、不甲斐ないことですが
なかなか議員一人では集められるものではありません。
皆さまの情報が非常に有効な突破口になりますので、
ぜひ今後とも皆さまからの情報やご指摘をお待ちしております^^
■
話は戻って、特別なブライダルプランを提供する「Letibee」。
アドボカシーも確かに大事ですが、こうしたビジネスが成立する、
マーケットがあると証明することこそ、何よりの影響力になるのではないかと思います。
一流大学を卒業し、企業に入らずに前例のない挑戦をする
若き人材に心からエールを送りたいですね。こちらも、都政の現場で頑張ります!
それでは、今日はこんなところで。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
Facebook おときた駿
Instagram @otokitashun
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