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躍動する小池知事、「一人負け」の自民党。千代田区長選挙で変わる東京の政局地図

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

千代田区長選挙・区議会補欠選挙の結果が確定いたしました。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/senkyo/kucho/index.html

まずは何より、当選された「ひぐちたかあき」区長候補、「大阪たかひろ」区議候補、本当におめでとうございます。

よりよい千代田区・政治を創り上げてくださいますよう、心からご期待を申し上げるものです。

最初に区議補選の方は、地域政党「あたらしい党」公認の梅田なつき候補は次点という結果となりました。

上記のTweetについて、「惜敗じゃなくて完敗だろ!」という突っ込みをもらっておりますが、選挙での落選を「惜敗」と表現するのはお約束みたいなものでして…。

それはさておき、色々な見方はあれど、特に地方選挙はプロフィール次第で無所属が有利になるケースも多い中、諸派に過ぎない「あたらしい党」の看板でこの得票数は及第点かなと思いますし、正直ホッとしてます。

とはいえ勿論、選挙期間中の不手際も含め、党としても候補者自身も未熟な点が多々ありました。

ご支援いただいた皆様の期待を裏切らないよう、しっかりと反省をして次にこの闘いを活かして参りたいと存じます。

そして区長選挙について、維新推薦のいがらし朝青候補も力及ばず残念な結果となりました。

しかしながら、4年前から約8%も投票率が下落する中で、約3,900票→5,598票と大きく得票を伸ばすことができました。

出口調査がなかったため正確なデータはわからないものの、おそらく無党派層の票はかなりの部分を獲得できたのではないかと手応えを感じています。

候補者本人は本当に悔しいと思いますが、胸を張れる結果ではないでしょうか。改めて、ご支援をいただいた皆さまに厚く御礼を申し上げます。

本当にありがとうございました!

当事者なので「客観的に」と言っても限界はあるものの、今回の区長選挙の票差を見ると、自民党の「一人負け」と言わざるを得ないのではないでしょうか。

小池知事&都民ファは逆転大勝利で、7月4日投開票の都議選に弾みがついたことは間違いありません。

一方で自民党は選挙の結果だけでなく経過を見てもメタメタすぎて、本来は都議選で議席を大幅に回復する見込みでしたが、今日の時点では以前に持っていた50議席などは絶望的ではないかと感じます。

年明けから一連の政局の仕掛け方・選挙戦略、小池知事の差配と一気呵成の決断はさすがの一言。兜を脱ぐ他ありません。

都議選でライバルとなる陣営を持ち上げていても仕方ありませんけど、相手の力量をきちんと認めるところからしか、正しい戦略を描くことはできないのも事実。

半年以内には確実にくる首都決戦・都議会議員選挙に向けて、再び正面から論戦・選挙戦に挑むべく、我々も足元を固めて前に進んでまいります。


(動画でもコメントしてます)

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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