東京から、あたらしくしよう

彷徨える安倍総理の意思決定…こういう時の組織・リーダーは世論に弱い?!

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

週末の夜を迎えましたが、安倍総理や官邸の迷走が続きます。

首長たちや医療関係者からの強い要請にもかかわらず、そして周囲の予想にもかかわらず、本日も安倍総理は緊急事態宣言に踏み切ることはしませんでした。

これまでの安倍総理や官邸の意思決定については、漏れ伝わってくる様々な状況を分析すると、なんとなくではありますが「次の打ち手」が見えてくることが多かった気がします(予断ですが、同じリーダーでいうと小池知事の行動なんかはけっこうわかりやすい)。

しかし今回は、本当によくわからない…。明確に感じるのは、相当に混乱しているのではないかという気配です。

緊急事態宣言について言えば、効果ややり方に諸説はあるものの、政治的に考えれば「やらない」という選択肢はほぼなく、それは早ければ早いほど良いはずです。

緊急事態宣言をした結果、諸外国ほど感染拡大が広がらず、一方で経済的ダメージを負ったとしても「あの時に決断したからこの程度で済んだ。良かったではないか!」と言えますし、その点については多くの国民が理解するものと思われます。

一方で、緊急事態宣言を見送った結果、諸外国並みのパンデミックが発生した場合、「あの時に総理は何をやっていたんだ!」ということになり、政権が倒れるほどの批判が殺到することになるでしょう。

ここまでくると、安倍総理は我々が一切知らない情報を持っているのではないか?とすら勘ぐってしまいますが、それも何なのか見えてこないという状況です。

少なくともこれまでの安倍総理や官邸の意思決定からわかることは、専門家会議や有識者の意向をあまり聞かないという傾向です。

一斉休校にしても、布マスク2枚配布にしても、「目玉施策(?)」となるものはことごとく専門家会議からのお墨付きを得ずに断行しています。

軽症者の入院取り扱いについても同様、医療関係者の多くや専門家会議が早くから見直しを提言していたにもかかわらず、ようやく今日になって改善の方針が報じられました。いくらなんでも遅すぎる。

加えて現金給付の件では、相当程度に自民党内の意見も通らなかった様子が漏れ伝わってきており、党内でもフラストレーションが溜まっている模様です。

こういう「意思決定に根っこがない」時のリーダーや組織は、得てして周囲の評価・世論によってフラフラと変わりがちです。

それは極めて危険で憂慮すべき事態ではありますが、今は逆手にとって突き上げていくしかないのも事実です。

特に金額や線引が二転三転した現金給付については、まだ動く余地が充分にあります。藤田議員が指摘するように、目先の生活支援と経済対策をしっかりと分けて、建設的な提言を続けていきます。

そして週末は行楽日和となりそうです。東京は「緩んでいる」とまでは言いませんが、まだまだ緊張感が足りない状態で週末に突入してしまうと感じています。

「欧米に近い外出制限を」 北大教授、感染者試算で提言:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57610560T00C20A4MM0000/

クラスター対策の理論的支柱である西浦教授も、強く警戒を求めています。

今週末はぜひご自宅を中心に過ごしていただけるよう、改めて宜しくお願い致します。

それでは、また明日。

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おときた駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 37歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。地域政党「あたらしい党」代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。37歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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