こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
【2月13日・本日最も支持された記事】
安倍総理の態度が不適切だとしても、野党に審議拒否する権利ってあるんですか問題 (音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)) https://t.co/WFshPjxI1u
[政治] #国会 #blogos— BLOGOS (@ld_blogos) February 13, 2020
昨日の記事はたくさんの方にお読みいただいたようで、ありがとうございました。しかし朝から予算審議はずっとスタートしない状態が続き…
もう一生やってろって感じですね。当然、この懲罰動議が出されても反対します。総理の態度は狭量だと思いますが、それを判断するのは有権者。ビジネス野党のパフォーマンスに意味なし。 / 野党、首相に「懲罰動議」提出構え (産経ニュース) #NewsPicks https://t.co/fW3bKJe26W
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) February 13, 2020
安倍総理に対して懲罰動議を出す出さないという話し合いにまで及んだ挙げ句、結局は週明けの委員会で安倍総理が謝罪するということで話がまとまったそうです。
そんな話を国対協議とやらでしていたせいで、今日の予算委員会の審議は流れ(なくなり)ました…。
野党も野党なら、こんなことに付き合っている与党や総理も大概だと思います。
以前からずっと指摘している通り、こういう「ビジネス野党」に適度に付き合って花を持たせてあげる方が、与党にとっても都合が良いのでしょう
参考過去記事:
国会終盤の風物詩?!ビジネス野党は審議拒否で、支持率が上がらなくても大満足
https://otokitashun.com/blog/daily/22119/
一部の支持者ウケのために国会論争を停滞させ、自爆するようなビジネス野党がいた方が与党・自民党の地位はますます安泰です。
予算審議が止まったその裏で、残業して答弁を準備していた担当官僚の涙と、与党&安倍総理の高笑いする姿があるのかと思うと、暗雲たる気持ちになるばかりです…。
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そんな本日は、東京都によるベビーシッター助成に対して「課税」されてしまう件が再び大きな話題になっておりました。
「#税金爆死」もトレンドに……
ベビーシッターが150円で利用できる?→事実上負担が重くなる世帯も 東京都のベビーシッター利用支援事業、「使うと来年払う税金が増える」注意喚起広がるhttps://t.co/fFgvrfXpYt pic.twitter.com/xNnqi8M0NX
— ねとらぼ (@itm_nlab) February 13, 2020
ベビーシッター事業を運営する「キッズライン」さんが大々的に告知したことがきっかけのようですが、この助成金が雑所得扱いになる税制度は大きな問題です。
特にこうしたサポートを必要とするひとり親世帯の場合、見かけ上の所得が上がって児童扶養手当がもらえなくなるなど、その弊害は深刻なものになります。
本件はすでに昨年の財政金融委員会でいち早く取り上げ、即改善というところまではいけなかったものの、現状を調査する旨の答弁までは出ています。
参考過去記事:
【子育て政策提言】所得税法9条を改正して、子育て・保育に係る助成金を非課税にせよ!
https://otokitashun.com/blog/daily/21975/
(質問の全容はぜひ動画も御覧ください)
こういう喫緊の課題こそ、いま一度予算委員会の場で議論したいんです。総理にも見解を聞いてみたいですし。
今日も半日が無駄に流れてしまったわけですが、本当に一部野党は質疑をする気がないなら、その分の時間を我々に下さい。未来や子育て世代のために、建設的な政策論争をさせて下さい。
というのが私の心からの叫びです。
確かに事業者側への補助に切り替えれば課税は避けられますが、利用者側にバウチャー形式で支給する方が市場原理の活用につながり優れているため、このモデルを捨てるのは非常に勿体ないです。東京都の制度設計が悪いわけではないので、なんとか今期の議論で国の法改正を進めたい。 https://t.co/RpGBZXs0mH
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) February 12, 2020
参議員での予算審議・委員会審議が始まりましたら、本件は再び取り上げて総理・大臣にぶつけます。それまでの間にも、各方面と調整を続けて問題解決のために尽力をして参ります。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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