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共産党は「普通の政党」なのか?野党共闘の欺瞞と危険性

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

本日はやながせ議員の地元である大田区・蒲田駅にて、年内最後となる維新街宣を行いました。

何を話そうかなーと思いながらマイクを握ったら、思わず共産党と野党共闘の話でヒートアップしてしまったので、今日はその話をまとめたいと思います。

野党共闘、とりわけ共産党との連携について、津村代議士と岩田温氏が論争を繰り広げています。

私は完全に岩田温氏の指摘に理があると思いますし、細野豪志代議士のように「共産党とは一緒にやれない」と野党から離れる中道政治家が続発するのは当然のことだと思います。

予め言っておきますと、私は共産党の議員には知識豊富で真面目な方が多いし、国会でも地方議会でも批判勢力として存在することにはそれなりに意義があると感じています。

しかしながら、共産党は明らかに他の政党と比べても「異質」であり、それが政権政党を担う・政権に協力するなど危険極まりないことです。

まず多くの方が指摘するように、共産党は「天皇制度(天皇陛下)」を否定しています。民主主義と天皇陛下の存在は両立せず、将来的にはなくしていくべきだというのが彼らの根底にある思想です。

>党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。(共産党綱領より、強調筆者)

つまり彼らは、日本の国体・在り方そのものを変えようと主張しているほぼ唯一の政党です。

私個人はこの考え方には明確に反対ですし、多くの国民もこうした考え方を政権与党が持つことを是とするとは思えません。

そして自衛隊の存在を「違憲」とする態度は、立憲主義の否定にも繋がりかねません。

>自衛隊については、海外派兵立法をやめ、軍縮の措置をとる。安保条約廃棄後のアジア情勢の新しい展開を踏まえつつ、国民の合意での憲法第九条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかる。(共産党綱領より、強調筆者)

…安保撤廃という非現実的な安全保障感に加えて、自衛隊は現時点では違憲でありながら、国民の合意が得られるタイミングとやらまでは自分たちの恣意的な解釈で存続を許すことが堂々と述べられています。

こんな認識での憲法運用を許す政党が政権を担ったら、どんな暴走が起こるか、想像に固くありません。

こうした党綱領を保持し、暴力革命を肯定していた時期があり、いまだに公安監視対象団体である共産党に対して有権者がアレルギーを持つのは極めて健全な反応であり、当然のことです。

津村代議士は「普通」の定義を持ち出し、共産党は政党要件を満たしている合法政党であることから「普通」であると主張されています。

一方で私は、目指すべき国家像が明らかに異なること(天皇陛下の否定)、立憲主義を否定していることから、共産党は「普通」ではないと考えます。

また「普通」の政党は、公安によって監視されたりしません。

「普通」や「常識」の定義を言い出せば神学的論争になりかねませんが、私や岩田温氏の指摘は読み手側に十分理解される程度に共産党の「異質さ」を指摘していると思います。

何より、本当に共産党が「普通」であり、時代に合わせて変わっていると思うのであれば、なぜ共産党だけは会派・政党合流の話に加わらず、党外協力が前提なのでしょうか。

自分たち自身も薄々、「共産党は自分たちとは異質」「合流することは双方に取ってありえない」と思っているからこそ、そうした形で選挙目当ての協力体制を構築しようとしているのではないのでしょうか。

共産党は来年にも党綱領を改正するとのことですので、その上で合流協議まできちんとするのかどうか。

そうだとしても私は一切共感も支持も致しませんし、多くの有権者も同様であると確信しておりますが、その動向を注意深く見守っていきたいと思います。

それでは、また明日。

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おときた駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 37歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。地域政党「あたらしい党」代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。37歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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