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間違いなく議員人生の中でぶっちぎりワースト1に入る意味不明な議会運営について

日々のこと

※この日記を書いているのは2月20日AM3時ですが、2月19日の出来事が中心なので19日分のブログとして日時設定してアップをしております。念のため。

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

「政治や議会のことを書かせたら、かなりわかりやすく書けるマン」を自負する私ですが、どうにも伝え方に自信が持てない異常事態が発生しております。

とにかく今日は、「都議会がおかしなことになっているぞ」というところまでお知らせしたいと思います。

伝わらなかったら動画もどうぞ。←

まず、都議会6会派が揃って議長に申し入れをした19日AM。

財政委員会の委員長には、強引な議事運営をしないように申し入れ。

それでも委員会を2会派のみ(出席者半分!!)で強行して進めようとした議事運営に猛抗議、なんとか休憩に入りました。

で、ここからは完全に公明党・都民ファーストの会の信義則違反があったのである程度公開しますけど、その後、公明党・都民ファーストの会から私たち(抗議をした共産党と当会派)に対して謝罪がありました

その上で、理事会運営をやり直すこと、今後は二度と強引な進行はしないことを約束していただきました。

よってそこからは、何度も様々な会派の部屋を往復しながら、一致点を見出す努力に積極的に協力し、10時間以上に渡ってともに努力を重ねていたわけです。

そして、自民党も含めた5会派が、委員たちの現場レベルでは折り合える一点を発見しました。

それで各会派が少しずつ妥協して進行するか、ダメなら今日はもうおしまい・区切りだね(解散か自然流会)というところまで決めていたはずなのに。

「妥協も解散も自然流会もしたくない」という委員長会派・公明党の上層部が暴発。都民ファーストの会上層部も追随。

この怒りのTweetに至る。

何のゴールも見えないまま、ただただ「自然流会するのはメンツに関わる」というくだらない理由で、またも2会派だけで委員会を強行開催し、深夜0時を超えても委員会を継続できる「日またぎ」と言われる進行を可決してしまいました。

その後の道筋は、何もなし。

案の定、その後は2時間近く何もすることができず、AM2時頃に音を上げた委員長から「本日はこれまで」という通達がありました。

委員会は閉じてもいないから、ここからずっと開きっぱなし。どうするの、この状態…。

2会派だけで決議した「延長戦」に付き合う会派がいないのは、当然のことです。信頼関係がゼロどころかマイナスにまで振り切りましたから、委員会に出席するわけがない。

じゃあ2会派でさらに強行進軍して、委員会を最後まで議事進行する方向で突き進めばそれも一つの決断ですが、そうするわけでもなく。

なんだこれ。

0時に流会していれば、せめてその時点ですべての職員さんたちは帰れたのに。

なんだこれ。

もうそれ以外の言葉はなにもないんですが、公明党・都民ファーストの会は何がしたかったのだか未だにさっぱりわかりません。(プライドを守りたい、それは関係者や都民より優先されるということはわかった)

ここまで読んで「よくわからなかった!」という人もおられると思うのですが、それはたぶん書いてる私自身がよくわかっていないからです。

ごめんなさい。

いずれにせよこの結果、無駄に「日またぎ」して関係者を深夜拘束し、他会派との信頼関係をすべてぶち壊し、何も得ることなく明日20日の本会議を迎えることになります。

野党として色々と議会運営に文句を言ってきた人ナンバー・ワンであろう私ですが、間違いなく議員人生の中でぶっちぎりワースト1に入る意味不明議事運営です。

明日、本会議が開けるかどうかは全然わかりません。少なくとも財政委員会を正常化することは無理だと思います。そこは滅びました。

また追って明日以降、できるだけわかるようにこの実態をお伝えしていきたいと思います。。

動画の力も借りる予定ですので、各種SNS(特にTwitter)で引き続きご確認いただければ幸いです。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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