こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
都民ファースト 都議3人離党へ 「オープンではない」 #nhk_news https://t.co/6RibxVZEse
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月7日
本日昼頃、私もかつて所属していた都民ファーストの会から、3名の都議が離党したことが報じられました。
ご報告(もりさわ恭子都議)
https://ameblo.jp/kyokomorisawa/entry-12431329250.html
ご報告(斉藤れいな都議)
https://www.saitoreina.jp/posts/5527545
離党のご報告(おくざわ高広都議)
https://ameblo.jp/takahiro0938/entry-12431415588.html
主な理由は私が2017年10月に党を離れた時とほぼ同様の、「意思決定の不明瞭さ」です。
しかしながら、現状の都民ファーストの会では、私たちに寄せられた都民の意見が吸い上げられず、代表質問や予算要望などの政策決定や各種選挙などにおいて、意思決定が不明瞭であると言わざるをえません。
「東京大改革」という大きな頂を目指すにあたって、これまでの政治の常識にとらわれず、オープンで分かりやすい意思決定をしていくことが、都民の皆様の負託に応えることであると確信しています。
(前述の当事者ブログより抜粋、強調筆者)
この一連の流れをみて、「私が当時から主張していたことは正しかった!」と音喜多が小躍りしているだろうと思ってか(?)、メディアを含めてたくさんの方からご連絡をいただきました。
そういう気持ちも正直ないわけではないのですが、同時に寂しさと言いますか、複雑な感情が込み上げていることも確かです。
誰も古巣が凋落し、改革が停滞する光景など好き好んで見たくはないものです。
私が離党する1ヶ月前に、覚悟を持って提出した申し入れ書。この中で示された「意思決定プロセスの見直し」「規約の改定」「代表選の実施」など、ほとんどすべての項目が棚上げされたまま今に至っています。
チャーターメンバーである私の離党が「荒療治」となって、党内で変化が起こることを、期待していなかったと言えば嘘になります。
離党記者会見と、そして離党時のブログで私は下記のように述べました。
中から変えようと、努力をしました。しかし、私の力不足もあって、その声が届くことはありませんでした。
この上は、「離党」という身を持った行動で私の想いが届き、小池百合子知事と都民ファーストの皆さまが変わられること。原点の、まさに都民ファーストな姿勢を貫かれることを、強く望むものです。
あれから1年2ヶ月。同じ理由で党を去る一期生議員たちの気持ちはいかばかりかと思いますし、改革に期待をした都民の失望を思うと痛恨の極みです。
私にとって奥澤さん、齋藤さん、森澤さんは最も大切な仲間でした。この1年間ずっと悩んできた3人に対して、最後まで力になれなかったことに責任を感じています。
なぜ3人が離党という決断にまで至ったのか、その原因に党として正面から向き合わなければいけないと思います。https://t.co/yEH27mI46L
— 鈴木 邦和(東京都議会議員) (@kunikazu_suzuki) 2019年1月7日
「東京大改革」への思いを同じくする3人が離党することになりました。心から残念です。
3人が指摘している点を真摯に受け止め、変わる最後のチャンスにしないといけないです。都民ファースト 都議3人が離党届提出 「オープンではない」 | NHKニュース https://t.co/N3SFSArhYG
— 藤井あきら@東京都議会議員∈府中市選出 (@fujiiakiratokyo) 2019年1月7日
変わらなければ。これを最後にしなければ…と、生え抜きの心ある議員たちは考えていると思います。
しかしながら、目的が東京大改革ではなく、選挙で当選するために他の政党から移ってきた多くの議員たちに、その思いが共有されることは果たしてあるのでしょうか。
同じ組織の中に、別の方角を向いている議員たちが居る限り、組織は改善されずにこの流れはまだまだ続いていくように思います。
■
いずれにしましても、政治家・議員の大義は「有権者との約束(=選挙公約)」とともにあるもの。決して小池知事や所属政党に対して、盲目的に捧げられるものではないはずです。
(THE PAGE記者会見動画より抜粋)
都議選で都民にお約束をした政策・改革(しがらみからの脱却、情報公開など)を果たすために、外部から挑戦することを選んだ3人の決断を、私は支持したいと思います。私に支持されたくないかもしれないけれど。
記者会見では「(音喜多との連携は)考えていません!」と断定されてしまいましたが(苦笑)、同じ選挙公約を掲げ、あたらしい議会と改革を目指す都議会議員同士。
協力すべきところは協力し、切磋琢磨をしながら東京大改革・議会改革を進めていきたいと思います。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
Facebook おときた駿
Instagram @otokitashun
買って応援!
下記リンクから飛んで、Amazonにてお買い物をしてみてください。
発生した収入は、政治活動の充実のために使用させていただきます。
Amazonでお買い物