こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
本日13時より都議会本会議が行われ、恒例の知事所信表明演説から議会日程がスタートしました。トータル16日間で、31件の議案について審議が行われます。
小池知事「人への投資」に重点 都議会定例議会
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170920/k10011149271000.html
代表質問や一般質問では市場移転やオリパラなど、多岐にわたる政策議論がなされることになりますが、なんといっても今回注目して欲しいは、都議会では珍しい議員同士の直接論争が見られることです。
「東京都子どもを受動喫煙から守る条例案」を9月の議会に、都民ファーストの会と公明党で共同提案します。両党による「受動喫煙対策合同調査会」で会見を行い、共同代表である山内晃議員(都民)、橘正剛議員(公明)、この条例制定に注力する岡本光樹議員(都民)らで、条例について説明しました。 pic.twitter.com/Af06vDJwza
— 【公式】都民ファーストの会 (@tomin_1st) 2017年8月29日
というのも今回、都民ファーストの会は公明党と合同で、「東京都子どもを受動喫煙から守る条例案」を提出いたしました。
一般的なイメージと異なり、実は議会は「議員同士が議論する場」ではなく、「議員と執行機関側(役人)が議論する場」でしかないことは、以前にもブログでお伝えしたことがあります。
参考:議会が「議員同士で議論をする場に変わるべき」なのは、ずばり人口減少社会だからである?!
http://otokitashun.com/blog/daily/10529/
しかしながら今回、議員が条例案を提出するとなれば話は別です。提案者である議員に対して、他の会派の議員が質疑するという、質問調整なし・完全アドリブのガチンコ討論が行われることになります。
もちろん議員が条例案を提出しても誰も質疑を行わず、粛々と否決される場合もありますが、今回の条例案は注目度が高く、活発な質疑が行われることが予想されます。
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注目の質疑日程は、9月29日(金)@厚生委員会です。質疑は一問一答で行われるので、スピード感もあって面白いと思います。
委員会は13時スタート。執行機関への質疑が一通り終わった後ということで、具体的に始まる時刻は未定となりますが、ぜひとも傍聴に足をお運びいただければ幸いです。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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